国語
中学生
解決済み

熟語の構成って見分けつきにくいんですけどなんかコツとかありますか?
あと、親切の熟語の構成教えてください。

回答

✨ ベストアンサー ✨

コピペですが

わかりづらいのは次の①~③でしょうね。

①上の字が下の字を修飾しているもの
A「国旗」・・・国の旗/「古書」・・・古い書物/「急病」・・・急な病気
B「楽勝」・・・楽に勝つ(こと)/「早熟」・・・早く熟れる(こと)

以上のように、上の字が下の字の意味を飾っています。Aは、下の字が名詞、Bは、下の字が動詞の意味を表している点にご注意下さい。文法的には、Aは連体修飾の関係、Bは連用関係の関係にある、といいます。

②下の字が上の字の目的語・補語になっているもの
A「握手」・・・手を握る
B「就職」・・・職に就く

以上のように、下から上に返って読むと意味がわかります。Aは「~を~」、B「~に~」のように読みます。熟語の構成としては、AとBを区別する必要はないでしょう。

③上の字が主語、下の字が述語の関係にあるもの
例「国立」・・・国が設立した/「地震」・・・地面が震える

上の字が主語、下の字が述語の関係にあります。「~が~する(した・している)」のように読みます。
数が少ないので、上例のほかに次の語例を覚えていくといいでしょう。
市営、頭痛、年長、雷鳴、日没

後は、比較的単純ですが、

④同じような意味の漢字を重ねたもの
これはいうまでもないでしょう。「寒冷」のように、「寒≒冷」の関係です。

⑤ 反対または対応の意味を表す字を重ねたもの
 例「大小」「長短」「父母」「神仏」

「大小」「長短」のように、反対の意味を表すものは比較的簡単ですが、「父母」「神仏」
のように「対応する意味」をどう考えるかは、少し難しいようです。基準点があって、そこから
両方向(反対方向)」にあるものと考えればいいのですが、ちょっと抽象的かな。
例えば「父母」の場合、「子供」という基準点から見て、親という方向で対にあるのが「父」と「母」です。

⑥打ち消しの接頭語が付いたもの

上に「不・無・非・未」などが付き、「~がない」「~ではない」「~しない」「まだ~ない」などの意味を表します。
例「不幸」→「幸せではない」、「無人」→「人がいない」、「非常」→「常(いつも)ではない」、「未満」→「まだ満ちて(完全で)ない」
「未」以外は、意味の上から何がつくかを決められません。一語一語覚えていく必要があります。

⑦接尾語が付いたもの
「的」「性」「化」などが付いたもの。
「的」が付くものは形容動詞の語幹になります。例 社会的な制裁を受ける。
「性」が付くものはそれだけで名詞になります。例 あの人間は感性が欠如している。
「化」が付くものはサ変動詞の語幹になります。例 事態が悪化する。

⑧長い熟語の省略
「国際連合→国連」など。

熟語の構成は、漢文を読むときの基本であり、熟語を覚えるときの手がかりもなり、また、高校
入試(大学センター試験に出たことも)にもよく出る問題なので、今のうちに覚えておくのはとても
いいことです。

親切については「切」にも身近という意味があるので④かと

えい

ありがとうございます😊

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