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・予算先議権
・衆参で異なる議決、衆議院で可決し
た法律案を受け取った参議院が受け
取ってから60日以内に議決をしない
場合における衆議院の出席議員3分の
2以上の再可決により、
法律案は法律として制定される。
・衆参で異なる議決、両院協議会にお
いても意見が不一致
参議院が衆議院において可決された
議案を受け取ってから30日以内（内
閣総理大臣指名の際は10日以内）に
議決しない
→予算の議決・条約の承認・内閣総理
大臣指名において
衆議院の議決が国会の議決となる。
こういった衆議院の優越は参議院の任期の長さ（6年※3年ごとに半数は改選）や衆議院の任期の短さによる国民の率直な意見への理解の深さが期待されるといった事を背景とし、認めらられています。しかし近年は入管法、水道法改正案等の法律案可決においてこれが利用され、衆議院における与党の占める議員数の多さ等から短期間での法律案可決が強行され、与野党間での軋轢を生みつつあります。
これは補足ですが、参議院内においては元の芸名や通名を使った「タレント政治家」が認められています。
私は近年の日本の野党は以前のねじれ国会を成立させた時ほどの実力を持ってはおらず、法制定等においても多くの野党議員が一般常識を知らずに審議に臨んでいることから衆議院の優越が利用されて然るべきだと考えます。
中には衆議院の優越が認められすぎてはいないかといった声もありますが、今後においても衆参間での差異は現政権の間では実質的に拡大化し続けるかと思われます。
タレント政治家なんてあるのですね！
すごくご丁寧にありがとうございました！
返信が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。