現代文
高校生
解決済み

夢十夜の第一夜で、男が「じゃ、私の顔が見えるかい」と一心に聞いた後の女のセリフについてです。

女は、そら、そこに写っているじゃありませんか、と応えていますが、「そこ」とはどこでしょうか?

僕は、女の瞳に写った男の像が男の瞳に写っていて、それのことを指すと考えます。
しかし先生は、そことは女自身の瞳のことで、女は男の目線になっている。それほど二人は一心同体なんだ。と言っていました。

その先生の意見に対して僕は、男が頻繁に腕組みをしている(特に物語が腕組みで始まっている)ことから、二人はそんなに理解しあっているわけではないと考えます(愛し合っているとは思います)。

乱文ですみません。時間のある方、意見をお聞かせください。

回答

✨ ベストアンサー ✨

だいぶ前に夢十夜を読んだのでうろ覚えですが、自分なりにですが、回答させていただきます。

少々細かい話になりますが、
男が「じゃ、私の顔が見えるかい?」と聞いているということは、"女が男を見る"という動作について焦点を当てていることが分かります

すなわち、その現象を確かめるデータとしては「女の瞳に男が写っている」というのが一番自然に思われました(男の瞳に写ったというのは、"男が女を見る"という動作に焦点を当てている)

しかし、そこから2人の繋がりを見るのは少し言い過ぎな気がします(もう死ぬというのに笑いながら言うセリフなので、読み取れるものが無いことは無いですが)

この夢十夜 第一夜自体、漱石が描く男が女へ向ける愛の理想形を書いたものとよく言われますので相互の愛というのは、やはり違う気がしてなりません

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