日本史
高校生
解決済み

どこが大切なのかよくわかりません…
期末に向けて覚えるべきところを教えてください🙏

回答

✨ ベストアンサー ✨

この史料の内容は理解できているでしょうか?授業で現代語訳や解説はされていますか?

yuu

いえ、理解もできていないし、解説もされてません💦

佐藤

一の「和をもって…」は、天皇(大王)のもとで権力争いが絶えない豪族たちに向かって、仲良くしなさい、天皇の言うことをききなさい、と言っています。

佐藤

二の「篤く三宝を…」は、仏教への信仰を持つように言っています。「三宝」とは、三つの宝、つまり仏(ほとけ)・法(のり、仏教の教え)・僧(ほうし、僧侶・お坊さん)のことです。
厩戸王が憲法十七条を制定する前の時代には、中国・朝鮮を経由して伝来した仏教などの外来思想を認めないグループがいて、仏教を信仰したいグループと対立していました。
認めない派(廃仏派)が物部氏、信仰したい派(崇仏派)が蘇我氏です。
厩戸王は、この「二に曰く…」の文で、それまでの対立に決着をつけた、とも考えられます。

佐藤

十二は、国司や国造などが民衆から税をしぼり取ったり、民衆をひどく扱ったりすることをやめるように言っています。国司は地方役人で、国造は地方豪族です。
例えば、天皇(大王)が社長で、民衆は平社員、国司・国造が課長だとすると、給料を決めたり仕事内容を割り当てたりするのは社長の権限なので、中間管理職の課長が社長のように振る舞ってはならない、社長は一人でしょ!ということです。

佐藤

十七は、政治などの大切なことは、一人で勝手に決めず、みんなと相談して決めなさい、と言っています。

佐藤

これらの内容を理解した上で…
ポイントとしては、厩戸王がそれまでの政治のあり方と決別して、新しい政治を始めるぞ!という強い気持ちがわかる部分、「和」「三宝」などは問われやすいと思います。

yuu

なるほど!!
すごく勉強になりました☺️
詳しくありがとうございます✨

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