こないだまで1ドル111円くらいあったのに、最近は円高傾向で、今日は1ドル109円の円高になっていますね。
ここで大人でも案外間違いやすいのは、円が下がってるから円安になってるのでは?と思いきや、反対に円高となることを注意してください。
例えば、輸出企業にとって、100ドルのものを外国に売ったとすると、1ドル111円だと11,100円の売上となりますが、1ドル109円だと10,900円の売上にしかならなくなってしまいます。
日本は輸出大国であるため、円高傾向だと経済が不安定になります。実際に今日のニュースでトヨタ自動車の想定レートは1ドル110円となっており、円高が進むと業績に打撃します。
逆に輸入企業にとって、円高は外国のものが安く仕入れられるから大歓迎です。飲食チェーンとかも外国から食材を仕入れているからラッキーでしょうね。
最近はアベノミクスで円安傾向でしたので、実際に経済はぐんぐん上昇しています。外国人観光客は円安だったから多く訪日していましたが、このまま円高が進行すると減少していくかもしれません。
たとえば外国人観光客が100ドルお小遣いもってきて両替した時、円高だと10,900円しかならないけれど、円安になると同じ100ドルが11,100円になりますからね。
私らが外国へ旅行する時はこの反対、円高の方が有り難いということになります。
おわかり頂けたでしょうか?
円高円安については、「インベスターZ」の10巻に詳しく書いてありますよ。1.2巻はamazonの電子書籍なら無料で読めますし、主人公は中学1年生で読みやすく、経済の勉強になるのでおススメです。