国語
中学生

故郷 魯迅
この話はどのような話ですか??
読んでも難しくて理解出来ないです…

回答

初めに、この「故郷」は魯迅の実体験で、当時の中国のガタガタな状況を、武器でなくペンで民衆に訴えかけて国を立て直そう!…と知識人(平たく言えばエリート、魯迅もそうでした)が雑誌を作り、それに発表した作品です。

魯迅の帰郷は、北京(作中の異郷の地)で働くためのお引っ越しで、もうこの故郷と別れを告げるためのものでした。
最後に見る故郷なのに、活気がなくて寂しくて、『寂寥の感』が胸にこみ上げます。

そして、ルントウとの再会で、昔の彼と似てもにつかぬ姿(貧しい生活がみてとれる)に、魯迅は呆然とします。そして、兄弟の仲であったルントウから、「旦那様」と呼ばれ、身分の差を感じたのです。>『悲しむべき厚い壁』

そしてラストで、印象深い言葉がありますね。『彼の望むものはすぐ手に入り、私の望むものは手に入りにくいだけだ』_と。

対等であったはずの友人に、貧富の差や身分の差を感じた。
【こんな世の中、おかしくないですか】
このようなメッセージを、魯迅は残したかったのでは?

....と、私は解釈しました。
もっと噛み砕いた方が良ければまた投稿するので言ってください🙇⤵
まだ学校ではやってないので、誤りがあったら申し訳ないです…!

こっちゃん

なるほど!
ありがとうございます!

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?