まず赤線の引かれている部分をきちんと考えてみると
long before a reliable news organization would release it
beforeは後ろに節が来ていますから、これは接続詞ですね。
longはここでは副詞で、beforeの「前に」が時間的にすごく長く前であることを明確にしています。
つまり
「信頼できる報道機関がそれをリリースするずっと前に」
この「ずっと」がlongです。
orは普通の等位接続詞ですが
おっしゃる通りカンマが重要です。
等位接続詞の前のカンマには2つ役割があります。
1つは、何と何が等位接続されているのかが分かりにくいときに、読み手を助けるために置く。これは具体的な事例を見ながらじゃないと説明しにくいですが、今回はこっちではありません。
もう一つはもっと単純で、
節と節、文と文をつなぐときにはカンマを置く。
今回はこっちで
このorは節と節をつないでいるのです。
ところがです。前後を確認してみましょう
,orの前には、
Social media, like Twitter and Facebook, often release information to the public that has not been checked
という節があります。
でも、後ろには節がないのです。
無いというか正確にいうと
long before a reliable news organization would release it
これのbeforeから節あるじゃんと思うかもしれないけど
before〜 のまとまりというのは
これ自体が副詞節になると決まっているものです。
同じような使い方をする接続詞のフレーズ
when〜とかif〜とかbecause〜とかも全部副詞節になりますよね。
ってことはbefore〜自体は主節じゃないから
これがかかる主節が、or以降に必要なんです。
つまり
Social media, like Twitter and Facebook, often release information to the public that has not been checked, ←ここまでorの前半
or
【後半の主節】
+
long before a reliable news organization would release it.
ってことで、
この【後半の主節】が省略されているんです。
省略というのは
・もう既に言ったことの繰り返しになるから省略
・常識的にわかるから省略
のどちらかです。
今回は前者で、補って全体を訳してみると
【Social media, like Twitter and Facebook, often release information to the public】
long before a reliable news organization would release it.
こうなります。
前半のthat〜の関係詞節を抜いた、主節部分が、
後半の主節にそのままなります。
訳し忘れました…
もう少し補足してから訳します
ご質問の中の 文法的に正しいのか について
文法的に正しい(と考えることは可能)です。
(と考えることは可能)
回りくどい言い方をしてますが
既に説明した通り
後半のbefore〜のまとまりは副詞節になるもので、
主節が存在しない副詞節というのはありえないので
(主節のある)文, or (主節が省略された)文
と考えれば、
文法的に正しい範囲で解釈できるわけです。
これを踏まえてさらに補足します。
orの前半部分で、
that has not been checkedという関係詞節が、
先行詞informationから離れて後ろに回っていますが
これは単純に
・長い関係詞節は後ろに回る
・to the publicがreleaseと結びついていることが明確になる
ということもそうですが
関係詞節を後ろに回すことで
【主節】that has not been checked,
or
【(省略された)主節】long before a reliable news organization would release it.
というふうに
内容が全く同じ主節で
それに続く従属節だけが違う ということを
明確にする意図があると思います。
前半の従属節は
that has not been checked,
主節のinformationを先行詞とする関係詞節
後半の従属節は
long before a reliable news organization would release it.
(省略された)主節にかかる副詞節
パッと見だと共通要素が見えないかもしれないけど
どちらも、
全く同じ内容の主節につながる従属節 なわけで
内容的にはこの前後の従属節が
orでつながっていると考えることができます。
形にこだわっていうならば
このコメントの最初に書いた通り、
前半の[主節と従属節]と、
後半の[省略された主節と従属節]
この[ ]でくくったまとまりどうしが
orでつながっていると考えるのが
文法的に正しいと思うけど。
訳し方ですが
文法的に正しく考えて
TwitterやFacebookのようなソーシャルメディアはしばしば、まだ検証されていない情報を一般大衆に公開したり(前半)、
信頼できる報道機関が公開するよりもずっと前に、一般大衆に情報を公開する(後半)
としても全然いいし
既に説明した通り
実際にorで繋ぎたいのは従属節に書かれている内容だ
ということや
英語の、言いたいことを文の後半に置くという傾向
とか
前から順番に英語を読んでいく感覚とかを活かして読むと
ソーシャルメディア、例えばTwitterやFacebookが一般大衆に情報を公開することがあるが、
その情報は、未検証な状態だったり、信頼できる報道機関がリリースするよりもはるか前に公開されたりする。
とかでもいいと思います。