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名詞と、その名詞を修飾する語句の位置関係の話ですね。
どのように判断というのは簡単な話で
後置修飾されている場合は、一時的性質を表していて、説明を補いたい意図がある
前置修飾の場合は、恒久的/基本的 な性質を表していて、これを抜きにしてはその名詞を説明したことにならない、くらいの意図を持って使われている
言語というのは使う人が何を表したいか次第なので
一時的性質を表す時は後置修飾
というのは要は
hiddenという単語を、その名詞の一時的な性質を表すものとして使いたいときには、後置修飾する
ということです。
もちろん単語によってどちらかでしか使えないものもあるのですが、それはごく僅かで、基本的には話す人の意図次第です。
日本語でも、形容詞+名詞ではないけれども似たような事例があって
たとえば「真夏日」は単語の意味だけで言ったら「真夏」の「日」ですから、単なる期間を表すように受け取れます。「夏と呼ばれる季節の真っ只中の期間」てな感じですか
でも実際には「真夏」の部分には、単なる期間以上に伝えたいニュアンスがあるでしょう?
ジリジリと照りつける日差し、湯気が立つような地面の熱…。で、気象予報では季節に関係なく気温が◯℃以上なら夏日だとか真夏日だとか決まってますよね。
これとおんなじようなもんで
hiddenも「隠れた」「隠された」という訳語からは一時的状態のように感じるかもしれませんが、
hidden treasures とかいう場合は、そのtreasuresを表す基本的な性質がhiddenというわけだから、ただ「隠れてます」じゃなくて、ずーっと長い間人の目に触れずに隠されてきた、というようなイメージを持って使われてるんです。「秘宝」ってそういうイメージでしょう?「秘密にされてきた」という事実だけじゃなくて、もっと膨らみがあると思います。
自分で英文を書く場合も、同じような意図を持って修飾語の位置を使い分けて良いのですが、ある程度定型句があるというか、誰も使わない言葉遣いをしても、単なる変な英語を書く人になっちゃうので、(poemを創作したりする場合はそれが独創性になるかもしれませんが)、まずはいろんなフレーズを吸収するのが良いと思います。