✨ ベストアンサー ✨
もしかして名詞沼にハマってしまいましたか…
英文法の中で冠詞と名詞がダントツで難しいと思います。
基礎的?な説明がそもそも難しいので、混乱してしまうのはよくわかります。
具体的にどういう名詞を想像しているのかによりますが
単数と複数というのは、
数え上げて1つ(=単数)とか2こ3ことか(=複数)と言っているわけですから、可算名詞に関する分類だと考えて良いと思います。
不可算名詞は数えられない。
まずこれは間違いありません。
ただ、"数えない"にも名詞によって理由がいろいろあります。
お悩みのようなので固有名詞から説明すると
例えばthe Beatlesは固有名詞だけど
末尾がsで終わってますね。
これは、ビートルズの構成員が1人じゃないから、複数人をイメージできるようにsを付けてるのであって
あの4人からなるバンドが世の中に複数あるわけじゃありません。(つまり the Beatle の複数形ではない)
可算名詞の単複というのは、同じものが複数存在し得るなかでの、一つとか複数のことであって
固有名詞は同じものが他にないので、単複を分ける必要がありません。
固有名詞については以上ですが
不可算名詞の典型として説明されるのは「物質名詞」と「抽象名詞」ではないでしょうか。
物質名詞というのは、目には見えるんだけど、「1つ」として区切れるような明確な枠が無い、そういう物を表す名詞です。
その比較でいうと、可算名詞は、誰がどうみてもこれが1つ、と言えるような明確な枠を持つ名詞です。
pencilなら✏️←これが1本であって、✏️✏️←これを1本と言う人はいませんよね。
でも例えば水は、川に流れる水にチョップでもして「ここからここが1つね!」と言っても、その範囲は人によって違うでしょう?水は「1つ」の枠が明確じゃないからです。
どうしても水を数え上げて表現したいのであれば、コップだとかボトルだとかの枠を与えて、その枠を数えますよね。それがa cup of〜とかa glass of〜とかa bottle of〜とかの表現です
抽象名詞というのは、目に見えない概念を名詞で表したものです。目に見えないから当然形を持たないわけで、不可算名詞に分類されます。
ここまでが教科書的な説明です
ただこの分類が分かってれば何も悩まずに英文が読めるかというとそうでもなくて
実際には
可算名詞を不可算名詞的に使ったり
不可算名詞を可算名詞的に使うことも
めちゃくちゃいっぱいあるんです。
前者は例えば
go to bed(寝る)・go to school(投稿する)の
bedとかschoolは、単数なのにaもtheも付けないとか、appleは果実だったら数えるけど、果肉だったら数えないとか、などなど
後者は、抽象名詞にはaを付けたりすることはたっくさんある、とか
で、こういうことも多くの場合きちんと理由があるんですけども(慣用的にそうしてるという場合もたまにある)、
情報量が多すぎるので、とりあえず奥が深いということです。
丁寧なご回答ありがとうございます!