どちらの文も間違いはそんなにないけど、
blockよりはrockなのは確実ですね。
blockっていうのは角材っていう日本語が一番近いですかね。素材は石でも木でもなんでもよくて、四角ばってる塊のことです。
ここではchemicallyの話をしているので、木の角材じゃダメなんですよね。
石ころじゃないとダメなのでrockの方がいいですね。
chemicallyの位置は別に問題はありませんが
模範解答がその位置になっているのは理由がちゃんとあると思います。
副詞の位置は大きく言って、
文頭・文中・文末があると思うのですが(very differentのveryのように特定の単語に連なるものを除く)
今回の位置は、文中の典型的な位置です
助動詞・be動詞・完了形のhaveのうしろ かつ
一般動詞やその変化形(〜ingや過去分詞)の前
この位置は、sometimesとかalwaysとか「頻度」を表す副詞がよく見るかもしれません。
あとは例えば
I was deeply impressed by his speech
のdeeply みたいな「強調」とか
基本的に副詞の位置は、
単語・使い方・意味や伝わり方
の3つの要素から考えるといいです。
chemicallyという単語自体は例文を調べると
文末か文中かのどちらかが多いです。
なので質問者さんのように文末に回しても問題ないです
ただ、使い方の点で
気をつけるべきことがあって
基本的に副詞に限らず、修飾する/される語句全般とか、動詞と目的語とかもそうですけど、
結びつきが強いものほど近くに置いてやるものなんです。
ここではdifferent という形容詞には、
from brock of earth と
chemicallyと
2つの副詞(句)がついてますよね。
from〜 というのは、「異なる」と判断した比較対象のことなので当然differentと近いですよね。
be different from〜って覚えるくらいだし
differentという形容詞がなかったらこのfrom〜という前置詞句は出てこないわけなので
でも、ここでは「化学的に異なる」ということを言っていて、他の要素が異なるとは言ってないんですよね。
形とかは同じかもしれない
だからchemically っていうのも今回のdifferent というフレーズには必須なんですよ。
そう考えると、
from〜のあとに chemically を置くと
chemicallyよりfrom〜の方が
differentという単語と結びつきが強い
という読めなくもない
でも今回はどちらの副詞句のほうが結びつきが強いとは言い切れない
なので
動かせる方を動かしてdifferentと同じ距離にしてやっている、ということだと思います。
それと、
副詞は同じ単語でも、置く場所によって意味が異なる場合があります。
あるいは同じ意味でも伝わり方が違う場合があります。
画像のkindlyとかは典型で、
文頭文中の場合は文修飾で「親切にも」
文末(動詞の後ろ)の場合は、動詞だけを修飾して「優しく」という意味になります。
chemicallyはどの位置においても「化学的に」なんですけど、
意味自体は変わらない単語でも
文中の位置には、「強調」する意図で置かれることが多いです。
先ほどのdeeply impressed も、deeplyはどの位置でも「深く」だけど、単なる深さが言いたいんじゃなくて、
「深く!!感動した」「超!!感動した」 と言いたいから、
「強調」を伝えられる文中に置いています。
今回のchemically very differentも
「(他の何でもなく)化学的に!! 違う」ということを強く伝えたい感じが読み取れます。