英語
高校生
解決済み

英語の「意味上の主語」がよくわからないです。
そもそも「意味上の〜」という日本語すら理解できないです。
わかりやすい例とかあったら教えてください

回答

✨ ベストアンサー ✨

高校レベルの英文法でつまづく人が出る、割と最初のトピックですね。

要は
to不定詞の意味上の主語なら「to不定詞 の動作をしたのは誰か」
動名詞の意味上の主語は「動名詞の動作をしたのは誰か」
分詞構文の意味上の主語は「分詞構文で書かれてる動作をしたのは誰か」
ということです。

例えば
This book is too difficult for my son to read.
この本は、私の息子が読むには難しすぎる
という文を考えてください。
この文の主語はThis bookで動詞はisですね。

最後に出てくるto readが「to不定詞」というやつです。で、不定詞というのは「動詞の原形」のことだし、
readは「読む」なんだから
このread「読む」という動作をした人がいるはずですね。
それが「意味上の主語」です。

今回の場合 to read の前にfor my son とあるので、
my sonがto readの意味上の主語なんです。
to不定詞の意味上の主語(=to不定詞の動作をしたのは誰か)が、文の主語と違う場合は、
to不定詞の前にfor〜という形で、意味上の主語が書かれます。

もう一つ例文
I am glad to see you. お会いできて嬉しいです。

この文にはfor〜がありませんが、何故かというと
to seeの意味上の主語(seeするのは誰か)が、
文の主語(1番初めの I )と同じだからです。

「意味上の」とわざわざ言うのは、「文の主語」と区別したいからです。
「意味上の主語」という言い方は
語順から考えると、文の主語の位置にはないんだけど
意味を考えると、主語がないとおかしい、
to read ・to see という動作に、主語(その動作をした人)が無いはずがない
そういう表現の「主語」のことです。

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回答

まずは基本的な例を。
It is important for me to study English.
この文において意味上の主語と呼ばれるものは「me」です。
もともとこの文は、
It is important that I study English.
という形になるんです。
そうしたときに
文の主語は「It」ですね。
ではthat節内の主語はなんでしょう。
「I」ですね。
では、最初の文に戻りましょう。
It is important for me to study English.
この文の主語は「It」ですね。
ではthat節内の、ではなくthat節を簡略化した"for A to V"において、主語はなんでしょう。
A、すなわち文中では「me」ですね。
これが意味上の主語と呼ばれるものです。
ちなみにこの「to」は不定詞の形容詞的用法と呼ばれるもので、meを修飾していると解釈できます。
しかしそれ以前にもともとはthat節から進化した、単に簡略化した形だということを忘れてはいけません。
that節が根底にあるということを意識して、that節の形に直した場合、that節内の主語は何かな?と想像することによって意味上の主語は分かります。

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