✨ ベストアンサー ✨
高校レベルの英文法でつまづく人が出る、割と最初のトピックですね。
要は
to不定詞の意味上の主語なら「to不定詞 の動作をしたのは誰か」
動名詞の意味上の主語は「動名詞の動作をしたのは誰か」
分詞構文の意味上の主語は「分詞構文で書かれてる動作をしたのは誰か」
ということです。
例えば
This book is too difficult for my son to read.
この本は、私の息子が読むには難しすぎる
という文を考えてください。
この文の主語はThis bookで動詞はisですね。
最後に出てくるto readが「to不定詞」というやつです。で、不定詞というのは「動詞の原形」のことだし、
readは「読む」なんだから
このread「読む」という動作をした人がいるはずですね。
それが「意味上の主語」です。
今回の場合 to read の前にfor my son とあるので、
my sonがto readの意味上の主語なんです。
to不定詞の意味上の主語(=to不定詞の動作をしたのは誰か)が、文の主語と違う場合は、
to不定詞の前にfor〜という形で、意味上の主語が書かれます。
もう一つ例文
I am glad to see you. お会いできて嬉しいです。
この文にはfor〜がありませんが、何故かというと
to seeの意味上の主語(seeするのは誰か)が、
文の主語(1番初めの I )と同じだからです。
「意味上の」とわざわざ言うのは、「文の主語」と区別したいからです。
「意味上の主語」という言い方は
語順から考えると、文の主語の位置にはないんだけど
意味を考えると、主語がないとおかしい、
to read ・to see という動作に、主語(その動作をした人)が無いはずがない
そういう表現の「主語」のことです。