✨ ベストアンサー ✨
受動態の動作主を表すbyです
He loves her → She is loved by him これのbyと同じ
unspoken, unnamed, unacknowledged
by everyday citizens
日本語訳では
受動態の
普通の市民によって
語られない・名付けられない・認められない
ではなくて
能動態的に訳してるのです
普通の市民が語らない・名付けない・認めない
なるほど!!こんなにもご丁寧に説明してくださってありがとうございます...😭ずっとこの文に苦戦していたので感動です。
本当にありがとうございます!!
質問に対する答えは終わりですが
以下の文は、必要に応じて読み流してください。
unspoken, unnamed, unacknowledged〜
この3つが過去分詞で、
ここからのまとまりは
その直前のan internalized ranking に繋がっています。(後でもう少しくわしく説明します)
さらにいうと
an internalized rankingは、最初のa caste syetemと
同格のカンマで繋がっています
一文がやたら長いですね。
訳し方としては、
①There developed a caste syetem,
カーストシステムが発達した
②, based upon what people looked like,
そのカーストシステムは外見に基づいたもので
③, an internalized ranking,
(そしてカーストシステムは) 内在化された格付けであって、
②, unspoken, unnamed, unacknowledged by everyday citizens
(そして内在化された格付けというのは)
普通の市民が語らない・名付けない・認めない
というふうに全部繋げるのが文構造どおりの訳し方
でも、これでは日本語の上手な文とは言えませんね
そこで、①〜③を、
②based upon what people looked like な
③an internalized rankingである①a caste syetem
というふうに訳して(これはたぶん妥協だと思う)
ここで1回文を区切る
「外見に基づいた、内在的な格付けである、カーストシステムが発達した」
そして
④そのan internalized rankingは、
unspoken, unnamed, unacknowledgedだった
「内発的な格付けというのは、普通の市民が語らない・名付けない・認めないものだった」
というふうにして、完全に2文に分けています。
②と④は
関係詞のカンマありのパターンと同じ訳し方なのです。
based upon〜と
unspoken, unnamed, unacknowledged〜の部分は、文法としては、(受動態の)分詞構文になりますが
分詞構文が、
関係詞節の非制限用法(=カンマあり)の縮約形(短縮形)として働くことがあります。
割とよく見かけるのに、なぜか文法の参考書では丁寧な説明がないので、この点戸惑うかもしれません。
つまり
①a caste syetem,
(which was)
②based upon what people looked like
③an internalized ranking,
(which was)
④unspoken, unnamed, unacknowledged〜
こういうふうに
カンマありの関係代名詞+be動詞の省略を補って訳せば良いのです。
関係詞の非制限用法も、関係詞の前までで完全に2文に区切ってしまって訳すことがありますから、
③までで文を区切ってしまうことは決して誤りではありません。
一方で
①②③の部分の文の繋げ方はちょっとこれいいのかな?と思わない気がしないでもないのです
これは簡単にいうと、
非制限用法(カンマありの関係詞)のニュアンスが伝わりきるか微妙なのでは?ということです。
だけど他に上手い訳し方がないような気もしていて
いろいろ考えた結果、これが最善の訳と判断したのではないかと感じました。