地理
高校生
解決済み

PとQがアジアかアフリカか見分ける問題で、解答は供給量で考えてるんですけど、生産量と供給量って何が違うんですか?生産しないと供給出来ないのでほぼイコールだという考え方をしてたんですけど何か良い見分け方?がありますか??😭

問3 ナホコさんたちは,世界の一次エネルギーに関する資料を入手した。次の図 3中のサシは,一次エネルギーについて,地域別の生産量割合,供給量割合 のいずれかを示したものであり,P, Qは,アジア*, アフリカのいずれかであ る。図3中のサ,シから地域別の生産量割合を,P, Qからアジアを選んだと きの正しい組合せを後の①~④のうちから一つ選べ。 3 *中東を除く。 サウジアラビア、イラク、アラブ首長国 イラン、など 原油 アフ P アジ ヨーロッパ 北アメリカ 中東 Q アメリカ その他 中南 オセアニア・ サ 供 シ 0 20 40 60 80 100% 統計年次は2019年。 アジアン工業化が急速 アフリカ人 「世界国勢図会」により作成。(中国、東南アジ) 人口少、工業化が遅れている。 図3 地域別の生産量割合 サ サ シ シ アジア Q P Q 黒中
3 正解 ① 問3 サシは,中東に注目して考える。 中東は,サでは 10%以上を占めているが,シでは5%程度にすぎない。 このことから,サが,地域別の一次エネルギー生産量割 合,シが,地域別の一次エネルギー供給量割合と判定で きる。 中東は,世界的な産出国であるサウジアラビア, イラク, アラブ首長国連邦 イラン, クウェートなどが 含まれ、2019年現在、世界の原油の産出量の31.2%を占 めている。このため,地域別の一次エネルギー生産量割 合でも,2019年現在, 13.8%を占めている。 一方、中東 のこれらの国々は, 工業が未発達で、人口もそれほど多 くないこともあり,一次エネルギー供給量割合は, 2019 年現在, 6.3%と比較的低位にある。 P, Qは,人口が世界の約6割を占め, 工業化が急速 に進む中国や東南アジア諸国を含むアジアが,供給量割 合で約4割を占めているP,これに比べ,人口が少なく, 工業化が遅れているアフリカが, 供給量割合で1割に満 たないQと判定できる。 以上のことから,正解は①である。

回答

✨ ベストアンサー ✨

供給量≓需要量です。
エネルギーの需要について、家庭や企業がどれくらいエネルギーを使っているかは、たとえば、電気代や電力消費量としてはわかりますが、その内訳が火力なのか水力なのかはわかりませんよね。でも、電力会社で火力、水力などでどれくらい発電しているかはわかります。
消費された電力やガソリンや石炭などは、どれくらい供給されたかでわかります。だから、需要量を知りたいときには、供給量のデータを代わりに使います。

そして、供給量と生産量の違いですが、国内での生産量がすごく多いけれど、国内での消費量≓供給量が少なければ、余った分は輸出にまわします。逆に、国内での消費量が多いのに、生産量が少なければ、輸入します。日本は、生産量は少ないけれど消費量が多いので輸入します。
サウジアラビアは、生産量が多いけれど国内の消費量≓供給量が少ないので輸出しています。
日本は、生産量<供給量、サウジアラビアは、生産量>供給量 ということになります。

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