地学
高校生

この問2の問題で、答えは②なのですが、なぜ「海洋による熱輸送量の方が大気による熱輸送量よりも大きい」と言えるのでしょうか。点線が「大気による熱輸送量」で、実線が「大気+海洋による熱輸送量亅なので、この差が海洋による熱輸送量ではないのでしょうか。(そうであれば大気による熱輸送量のほうが多いということになります)

ア イ ア イ ② ①② ① 紫外線 紫外線 可視光線 赤外線 GA ⑤ 可視光線 赤外線 赤外線 紫外線 [③] 可視光線 紫外線 赤外線 可視光線 2 上の文章の下線部(a)に関して,次の図は大気と海洋による南北方向の熱輸送量の緯度分布を,北 働きを正として示したものである。 海洋による熱輸送量は実線と破線の差で示される。大気と海洋に よる熱輸送量に関して述べた文として最も適当なものを,下の①~④のうちから一つ選べ。 ① 大気と海洋による熱輸送量の和は, (X1015 W) 6 北半球では南向き, 南半球では北 向きである。 大気 + 海洋 4 大気 ② 北緯10°では, 海洋による熱輸送 量のほうが大気による熱輸送量よ りも大きい。 ③ 海洋による熱輸送量は, 北緯 45° 南北方向の熱輸送量 2 0 -2 4 付近で最大となる。 -6 ④ 大気による熱輸送量は, 北緯 70° 96 90° 60° 30° 0° 30° 60° 90° 南半球 北半球 よりも北緯 30°のほうが小さい。 [2021 追試] 図 大気と海洋による熱輸送量の和 (実線) と 大気による熱輸送量(破線)の緯度分布 第3編 大気と海洋 | 53
56 問1 ④ 問22 問1 天体からの放射の波長域は、その天体の表面温度 によって決まる。 太陽の表面温度 (約5500℃)では可 視光線 地球の表面温度 (約14℃) では赤外線が放射 のおもな波長域になる。 したがって,④が正解である。 問2 × ① 大気と海洋による熱輸送量の和は, 北半球で は南向き, 南半球では北向きである。 →図では,北向きを正として熱輸送量を示している ため,熱輸送量が正の北半球では北へ, 熱輸送量 が負の南半球では南に向かって熱輸送が起こって いる。 熱輸送は低緯度 (高温域) から高緯度 (低温 域)に向かって起こる ②正しい。 × ③ 海洋による熱輸送量は, 北緯45° 付近で最大となる。 →図の実線(大気 + 海洋) と点線(大気) の熱輸送量の 差から判断する。 次の図より北緯10~30° 付近で 海洋による熱輸送量が最大になることがわかる。 (X1015 W) 6 ・大気+ 海洋 4202 -2 南北方向の熱輸送量 大気 -海洋による 熱輸送量 -4 -6 90° 60° 30° 0° 30° 60° 90° 南半球 北半球 図 大気と海洋による熱輸送量の和(実線) と 大気による熱輸送量(破線)の緯度分布 × ④ 大気による熱輸送量は, 北緯 70° よりも北緯 30°の ほうが小さい。 図の点線から, 北緯 30° 付近のほうが, 熱輸送量 が大きいことがわかる。
共テ 地学基礎

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