生物
高校生

この問題で3ページにピンクのマーカー線部が全く理解できません。
何故GUGもシステインに対応することになるのでしょうか?
UGUがバリンだとGUGがバリンにはならないという理由がよく分かりません。教えてください🙏

タンパク質合成系を含む B 大腸菌をすりつぶし、遠心分離することにより、タン 胞質を取り出すことができる。 図2のように、細胞質を取り出し、 大腸菌のDNAを分解して新たなRNAの ノ酸および タンパク質合成のエネルギー源となる物質を十分な量加えた後, 人工的に合成し 合成を防ぐ処理を行った。これに、タンパク質合成の材料となるアミノル mRNAを添加して、新たにつくられたポリペプチドのアミノ酸配列を調べる という手順によって、後の実験1・2を行った。なお, mRNA分子には方向性 があり、人工mRNA でも翻訳は決まった方向に進められるが, 人工mRNAのラ ンダムな場所から翻訳が開始される。 大腸菌のタンパク質 を含む細胞質 アミノ酸およびタンパ ク質合成のエネルギー 源となる物質を添加 人工的に合成した mRNAを添加 新たにつくられたポリ ペプチドのアミノ酸配 列を調べる 大腸菌のDNA を分解し、新た RNAの合成 を防ぐ 問4 実験1・2の結果から導けることとして適当なものを、次の①~⑧のうちか 15二つ選べ。 ただし, 解答の順序は問わない。 45 ① UとGだけの組合せでできるコドンのうち, フェニルアラニンを指定する コドンは3種類以上ある。 ② UUUは指定するアミノ酸がないコドンである。 ③ UGUはバリンを指定するコドンである。 ④UGUが繰り返されるmRNAからはバリンだけからなるポリペプチドが できる可能性がある。 ⑤ GUGはシステインを指定するコドンである。 ⑥ UとGだけの組合せでできるコドンのうち、システインを指定するコドン は複数種類ある。 ⑦ UとGだけの組合せでできるコドンのうち、グリシンを指定するコドンは 複数種類ある。 ⑧ GGGはトリプトファンを指定するコドンである。 図2 実験1 UとGが交互に繰り返される人工mRNA (UGUGUGU・・・) からは,シス テインとバリンが交互につながれたポリペプチドがつくられた。 実験2 UとGを3:1の数の比で、ランダムな順番につないだ人工mRNAからつく られたポリペプチドには、6種類のアミノ酸が、表1に示す比で含まれていた。 表1 アミノ酸 含有比 フェニルアラニン 27 バリン 12 ロイシン 9 システイン 9 グリシン 4 トリプトファン 3 生物基礎-3 生物基礎 4 0
なったDNA断片 レでる 問4 <遺伝暗号の解読〉 4 5 4.0 でそ (順不同) る。 デニ であ Ami 連続 ス、 ニン 二あ続 実験の結果からは, UGUGUG のどちらか 一方がシステインを指定し、もう一方がバリンを 指定するコドンであるとわかる。 また、 実験2で 翻訳させた人工 mRNAの塩基配列では,全体に おける出現確率について, U : G=3:1なので, できるコドンのうちではUUU が最も多く、 その 3+1 = 27 64 出現率は(3)-(2)-2.次に多いのが UUG・UGU・GUU で, 出現率はどれも(2) × 2 9 しが22 • そして UGG GUG GGU の出現率 4 64 GPはどれも 3 = 4 64' 3 - 2013 最も少ないのが ×(1/2) 問題 GGG で,その出現率は (1) = 1となる。この 64 方 出現率を 表1のアミノ酸の含有比を含有率に換 裏で 算して対応させてみると, フェニルアラニンの含 これ 27 有率 は UUU の出現率に一致する。つまり 64
それぞれ フェニルアラニンを指定するコドンは1種類 と考えられるので、①,②は誤り。 UUU はフェニルアラニンを指定するコドンであ ロイシン、システインの含有率は、UUG 9 64 UGGUU の出現率に一致し、バリンの含 12 9 13 有率 は、 と 64 64 64 を合わせた出現率に当た る。つまり, UUGUGU, GUU はそれぞれロイ シン, システイン、バリンのどれかに対応するこ とになるが,このうちUGUは実験1で翻訳させ たコドン(システイン、バリンのどちらかに対応) と同じ配列である。ここでもし、UGU がバリン Dに対応すると仮定すると,UUG, GUU のどちら システインがシステインに対応することになるが, 実験1 ° GUGもシステインに対応することになり、実 12 以 験2でのシステインの含有率と矛盾する 64 上になる したがって, UGU はシステインを 指定するコドンであり, バリンを指定するコドン は, UUG, GUU のどちらかと, GUG と考えら れるので,③⑤,⑥は誤り。 ④のUGU が繰り返されるmRNA では UGUUGUUGU・・・, UGUUGUUGU・・・ のように、 UUG または GUU が続き, バリンだけからなる ポリペプチドができる可能性はある。 また, 含有 率より, UGG GGU のどちらか一方がグリシン、 もう一方がトリプトファンを指定するコドンであ りさらにGGGはグリシンを指定するコドンで あると考えられるので、⑧は誤り。 グリシンを指 定するコドンは複数種類ある。 速効 アプローチ 遺伝子 転写さ やそ 166 では、 660 実験 論理的 606円 よって、 ④ ⑦が正しい。

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