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解説をよく読みましたか?
「また、図1の右側のグラフを見ても…」の段落の内容から、糖尿病患者は健常者より血液中のグルコース濃度が高いことが読み取れますよ。
糖尿病とはどのような病気なのかをまず理解しておく必要があります。
1型糖尿病:膵β細胞の破壊により、インスリンがほとんど分泌されない。
2型糖尿病:インスリンの分泌障害(膵臓からインスリンが少ししか出ない)とインスリン感受性低下(グルコースが肝臓、筋肉、脂肪組織などに取り込まれにくくなる)の2つの要因がある。全糖尿病患者の95%は2型糖尿病。
→結果として、糖尿病患者では健常者に比べて高血糖状態が続く。
わかりやすく言うと、インスリンが分泌されにくいから、血中のグルコースが組織に取り込まれず、グルコース濃度が高い状態が続くということです。
①グルコース濃度:糖尿病患者>健常者
②インスリン分泌:糖尿病患者<健常者
この関係性をもとに、矛盾がないかを考えます。
aがグルコースと仮定します。aのグラフに着目すると、①よりCが糖尿病患者、Dが健常者となります。グルコースの下がり方を見ると、Cの糖尿病患者の方がDの健常者よりも大きく下がっています。②より糖尿病患者の方がインスリン分泌は少ないので、糖尿病患者の方が血糖値は下がりにくいと推測できます。よって、この結果は矛盾します。
したがって、aはグルコースではなくインスリンと判断でき、②よりCが健常者、Dが糖尿病患者とわかります。
教えてくださりありがとうございました🙇♀️
返信が遅くなってしまい本当にすみません🙇♀️
解説読んだのですが、なぜ糖尿病患者が健常者よりもグルコース濃度が高いのかがわからなかったのですが、
まろんさんの説明の『インスリンが分泌されにくいから、血中のグルコースが組織に取り込まれず、グルコース濃度が高い状態が続く』のところ、すごく納得しました!!
一型と二型の糖尿病の特徴、そして問題の解き方などすごく丁寧に教えてくださりありがとうございました🙇♀️