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デフレーションの時に、実質経済成長率が名目経済成長率を上回る理由を教えてください🙇‍♀️🙇‍♀️

経済 経済成長率 実質経済成長率 名目経済成長率

回答

✨ ベストアンサー ✨

前提として、
景気が良い=商品が売れている状態
景気が悪い=商品が売れていない状態

経済成長率は景気が良くなったかどうかを表す指標です。

計算式を使わずに説明すると、
前年は、商品Aを1000円で販売し、100個売れた
(GDP 10万円)
デフレになり、物価は下落
今年は、商品Aは800円になり、120個売れた
(GDP 9万6千円)

名目(インフレデフレを考慮しない場合)経済成長率は下がっているように見えていますが、商品はよく売れているので、景気は上向いています。
この場合、実質経済成長率は上昇します。

計算式で表すと、経済成長率は以下の公式で計算できます。
経済成長率=(今年のGDP-前年のGDP)÷前年のGDP

名目経済成長率はその年のGDPをそのまま比較するので、
(96000-100000)÷96000
-4000÷96000≒-4.1%

実質経済成長率は実質GDPを使います。
今回は物価が20%下がっているので、その分を考慮します。(GDPデフレーターが1.25になります。)
今年のGDP=96000×1.25=120000

つまり実質経済成長率は
(120000-100000)÷100000
=20000÷100000
=0.2
=20%となります。

このように、デフレの場合、名目経済成長率より実質経済成長率の方が高くなります。

ぽんず

具体例、すごくわかりやすいです🥹
イメージ掴めました!明日政経のテストあるのでもし出たら最強です✨
ありがとうございました!!

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