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英語に限らずドイツ語やフランス語などインドヨーロッパ語を話すネイティブは、
現実のことをそのまま述べる「直説法」と、不可能なあるいまずは起こらないだろうを想像して発する
「叙想法(仮定法」という、2つの時間軸を頭のなかに持っています。
下記の通り
I hope you will marry me. (現実に直接、結婚して欲しい)
I wish you would marry me. (結婚してくれたらなぁ、無理、不可能だろうけどね)

現実の時間軸では、
I wonder if you can give me some advice. ですが、表現が相手に対してダイレクトです。
仮定法では、
I wondered if you could give me some advice. となります。
「無理なことは承知で」という意味で相手に伝わるので、当然「丁寧」なニュアンスになります。

さらに、もう一つ丁寧にする方法があります。
I found my car key. と I looked for my car key. を比べてください。
ワタシとmy car keyとの現実的距離はどちらが遠いでしょうか。foundは「見つかった」のだから手元にありますね。
looked for は「探した」だからその時点で手元にありませんね。このように対象となっているもの(こと)との間の語数(音数)が
増えると心理的な距離も遠くなる傾向があります(類像性)。
This train will stop at Nagoya.
より This train will be stopping at Nagoya. は this train と Nagoya との間が後者の方が遠いので丁寧な言い方ですね。

ですので、進行形表現は控え目で丁寧な響きをしてくれるのです。

上記の2つの丁寧表現をダブルで使っているのが、
I was wondering if you could give me some advice. です。

注意してほしいのは、助動詞 can は am/was に合わせて can/could に変化させることです。
ただし、会話では、I was wondering if you can give me some advice. といった混合型で話す人もたくさんいます。

参考になれば幸いです。

その一つは「過去形」にして、相手との心理的距離を遠ざけます。日本語にも似たような表現をすることがありますが、
たとえば、「知っていますか?」を「知っていました?」とすると少し丁寧なニュアンスになりますね。
友達や家族には、Can you help me? けど、あまり知らない人なら心理的距離を遠ざけて Could you help me?
とします。いま何か欲しいときでも、I want it. --> I wanted it. とします。
もう一つは、対象とするものとの距離を語数を増やして遠ざけてそれを現実との心理的距離に当てはめるというやり方です。
I looked for my room key. と I found my room key. を比べてみましょう。I と my room key との距離は、looked for 2語で、
探している方は found 「遠い」ですね。I shot the bear. (撃って当てた)、I shot at the bear.(目掛けて撃った、当たったかまではわからない)

わかりやすく、詳しく教えてくださりありがとうございます。とても勉強になりました📚

We are

どんな答え方をしたら良いのか、、、、、、、
「直説法」と、「叙想法(仮定法」では不親切です。叙実法を加えて「直説法(叙実法)」と「仮定法(叙想法)」、もしくは「叙実法(直説法)」と「叙想法(仮定法)」とする方が親切だと思います。

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