✨ ベストアンサー ✨
関係代名詞のthatがwhoとかwhichの代わりになるように、関係副詞のthatもwhereやwhenなど、関係副詞の代わりに用いられます
関係代名詞・関係副詞の両方を通じて
一般的に言えることとして
wh- の語句を使うよりthatを使う方がくだけた言葉遣いになる ということがあります。
ただ、くだけた言い方の中ではそもそも関係詞が省略されてしまう場合が多いので
関係副詞のthatは見る機会が少ないと思います。
関係代名詞は、主格では文法のルールとして省略できませんから、thatを使う機会はそこそこありますね。
関係副詞は文法のルールとしてはいずれも省略できるからthatという必要自体がない場合が多いのです。
関係副詞のなかでもthatを使う機会が多いのは
whenとwhereの代わりですね。
whenの代わりでは
the moment that〜 とかのように
決まり文句になっているものもあります。
whereの代わりのthatで注意しないといけないのは
先行詞がsomewhereとかeverywhereとか
-whereで終わる単語の場合、もし関係副詞を省略しないならばwhereよりthatを使うことがふつうだと思います。
whereを使っちゃうと
-where where〜 っていうふうに
見かけ上whereがかぶるから変です。
ただ、thatを使うくらいなら省略しちゃうかもしれませんが…
whyの代わりにthatを使う場合もなくはありません。
先行詞がreasonだから
the reason that〜 と言ってもおかしくない
ということです。まぁ普通は省略しちゃうと思うけど。
それで
関係副詞には省略が2パターンありますよね。
①先行詞を残して関係副詞を省略
例)This is the place [where 省略]〜
②先行詞を省略して関係副詞を残す
例)This is [the place 省略] where〜
気をつけて欲しいのは②のパターンのときに
thatを使うことはできません。
それに関連して
howの代わりにthatを使うことは理論上できません
なぜかというと
the way how〜 という表現は
先行詞のthe wayか、関係副詞のhowのどちらかが
必ず省略されます。
ってことは
①the way [how省略]〜
②[the way省略] how〜
のどちらかです。
②のときにはthatは使えませんから
the wayとhowの組み合わせのときに
thatは出番が理論上ありません。
なるほどです!
関係代名詞、関係福祉の詳しい説明まで本当に助かります。
理解がしやすいです。
ありがとうございます
> whenの代わりでは
>the moment that〜 とかのように
>決まり文句になっているものもあります。
こう書いたけど、一応言うと
このときもthatは省略できます。
辞書の画像を載せますので参考にどうぞ。
関係代名詞のthatと関係副詞のthatは
関係代名詞の方はその後ろが不完全な文になる
関係副詞の方は、後ろの節は文法的に欠落がない(完全文)
という違いがあるので見分けることができます。