✨ ベストアンサー ✨
良いコミュニケーターと訳しても、別に構いませんが
日本語が得意じゃない人とか、
その日本語訳で感覚的に理解できない人からすると
コミュニケーターってなんですか?
国語辞典に出てきますか?
コミュニケーターが 良い とはどういうことですか?
などの質問が浮かぶかもしれません。
だから、あらかじめ思い浮かぶそういった疑問を
はじめから解決して
丁寧な日本語にしているだけのことです。
回答としては以上なのですが、少し淡白な気がするので
ここから先は超余計な話をします。
「良いコミュニケーター」が「コミュニケーションが上手な人」という日本語に直せるのはなぜなのか
ということについて
次のように考えることができます。
A good communicatorのcommunicatorは、
元は動詞のcommunicateですよね。
communicateを名詞にすると
①communication(=communicateすること)
②communicator(=communicateするひと)
日本語では①の「コミュニケーション」という言葉が日常語として定着してるので、
「コミュニケーションする」みたいな言い方で
動詞的な表現が成立していますが、
英語としての単語の成り立ちは違います。
communicateという動詞があって
communicationとcommunicatorという
2種類の名詞が派生している。
これを踏まえると
A good communicatorというフレーズは
communicator = communicate + する人
というふうに、
名詞を元の動詞+αに直して理解できますよね。
communicatorという名詞の場合は
形容詞のgoodがついています。
名詞を修飾するのは形容詞です。
でもイコールの右側
動詞のcommunicateを使うとき
のことを考えてみてください。
形容詞のgoodは
動詞のcommunicateを修飾できません。
形容詞は動詞を修飾できない
だからこのままでは文法的に不都合が生じます。
動詞を修飾するのは副詞です
形容詞のgoodを、同じ意味の副詞に直して
その副詞を使って動詞のcommunicateを修飾してやるというふうにすると良いのです。
goodを副詞に直すとwellになります。
例えば
形容詞 easy「簡単な」は
副詞 easily 「簡単に」に直せます。
形容詞 sad 「悲しい」は
副詞 sadly 「悲しく、悲しそうに」に直せます。
多くの形容詞は-ly を後ろにつけてやると
副詞になるのですが
この 形容詞→副詞 の転換は例外が結構あります。
good→wellも例外ですね。
つまり何が言いたいかというと
A good communicator というのは
↓
A person to communicate well
A person who communicates well
って言ってるのと同じだよ、文法的にはこう直せるよ
ということです。
だから
「良いコミュニケーター」
↓
「コミュニケーションが上手な人」
となるのです。
回答ありがとうございます😭✨
余計な話、全然余計じゃなかったです!本当に役に立ちました!!
まぁでも、
「コミュニケーター」という言葉は「訳」としては
ちょっとどうかなと思いますね。すごく微妙だけど
動詞に-erとか-orの接尾辞をつけると「-する人」の意味になるっていう英単語の構成上のルールが、
日本語としても定着しているから、通じはしますけどね
「コミュニケーター」っていう日本語は、
「いま"コミュニケーション"をテーマに話をしていますよ」っていう前提があれば
たぶんこういう意味だろうな、と類推はできる。
それは「〜ター」とか「アー」音で終わってるから
「-する人」って類推できるから
でもそれだけのことで
それまで何にも話を聞いてなかった人に、
第一声で「コミュニケーターがね、…」って話を始めたら
「コミュニケーションする人って意味で合ってる?」って確認したくなると思うんですよね。
つまり日常語として定着しているか微妙ってことです。
「コミュニケーション」っていう多くの人がわかる日本語と「アー音=〜する人」っていう知識で作り上げてる
造語に近い感じがします
例えば和訳問題でこういう解答があったら、
採点する人によって意見が割れそうです。