回答

この問題を解いているということは関係代名詞は理解できているということで大丈夫ですかね?
分からなければ質問返していただければそこも説明します。

まずなぜ見分けがつかなくなるのか。それは“Where”の意味に強く引っ張られすぎているからなんですね。「場所」を表す単語という認識が強いために先行詞に場所っぽいものが来ると混乱してしまうわけです。

この問題を考える上でポイントなのは “where” はどこから来たん?ということです。既に説明は受けているでしょうがこの “where”は関係代名詞の “which” の前に、元々目的語の後ろにあった前置詞 “in” “at”などがくっつくことでふたつまとめて “where” になっています。言い換えれば前置詞が存在しない文にはwhereが出てくることは無いということです。つまりwhere S Vとなっている文は全てin which SV, at which SVなどに書き換え可能なのです。

以上を踏まえるとこの問題で()の中に “where”が入るのは 後半の文にあるべき前置詞がない場合のみとなります
めちゃくちゃ重要ですこれ。これさえ頭に入れてしまえばこの先迷うことはありません。

解き方としては
1.whichにかかっている文の中の前置詞の有無を確認
あったらwhich 確定。なければ2へ
2.動詞が前置詞を伴うか確認

この2ステップです。
この手の問題で問われるのはvisitくらいですかね。前置詞を伴わない動詞代表です。間違えやすいので要注意。作問者も大好きな部分なのでテストに必ずと言っていいほど出ます。先程も書きましたが前置詞を伴わないものは絶対にwhereにはなり得ないのでこの判別に注意です。

考え方が分かったところで実際に問題を解いてみましょうか。※注目するのは当然()の後ろのみです。

まず①番。最初に文を見てみると前置詞は見当たりません。次に動詞を見て見ます。使われているのはliveという単語。これはは I live in Tokyo というように後ろに前置詞を伴います。が、今文中にはありません。従って本来あるべきものが無い=「前に移動した」と考えられるので答えは “where” となります。

次に②です。live の後にinという前置詞があります。前置詞がある時はwhichしかありえないので答えはwhichです。

次に③です。後ろの文に前置詞は含まれていません。次に動詞をチェックします。出ました。visitです。こいつは元々前置詞を伴わないので最初からなくて当たり前です。なので答えはwhichです。

④です。文末に前置詞がありますね。whichです。

⑤です。文に前置詞はありませんね。次に動詞を見てみるとmet。meetは特に前置詞を伴う動詞ではないので初めからないと考えるのが妥当でしょう。よってwhichです。

⑥です。後ろに前置詞はありません。動詞を見てみるとlikeですがこれは前置詞とは無縁なのでなくて当然です。答えはwhich

⑦です。文中に前置詞は見当たりません。動詞をみてみるとtakeですが特に後ろに前置詞を取るような動詞ではないのでwhich

⑧です。後ろに前置詞はありませんね。動詞を見てみるとbornですね。こいつはI was born inでおなじみなのですぐお分かりかと思いますが後ろには必ずinが伴います。が今は見当たらないので前に移動したと考えられます。よって答えはwhere

⑨です。文中にtoという前置詞が見当たりますね。迷わずwhichです。

⑩です。後ろに前置詞は見当たりませんね。動詞を見てみるとgoが使われています。goはgo skiing や go shoppingのように前置詞を伴わない用法もありますが後ろに場所が来る場合は必ず前置詞を伴います。よってあるべきものがない=前に移動したと考えられるので答えはwhereです。

出しゃばって全問解き方まで書いてしまったのでかなり長くなってしまいました。申し訳ありません。
大切なのは
where=前置詞+which という構造の把握。
動詞が前置詞を伴うかどうかの判別 です。

既に答え合わせ等済んでいて解決済みでしたら申し訳ありません。少しでもお役に立てていたら幸いです。失礼いたしました

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