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He is as great a scholar as any [scholar(s)]
anyの後ろにはこういう省略がありますよね。
後半でこれを踏まえて説明しますので
最初に触れときます
一般的なas-asの同等比較の文の説明で
as(so)〜as…って書かれたりするから
asとsoは書き換え可能なんだな、と思うかもしれませんが
実際はasとsoはちょっとニュアンスが違うんですね。
soっていろんな使い方がありますけど
「そんなに」っていう日本語が
soの割といろんな使い方に上手くハマるんです
例えば
Don't talk so loud そんなに大声でしゃべらないで
これは、「so そんなに」っていうのは
目の前の状況を言ってますよね。
She is so cute that a lot of boys in the class are in love with her.
彼女はとてもかわいいので、クラスの多くの男子が彼女に恋をしている
いわゆるso〜that構文ですが
この文の「so cute そんなにかわいい」とは、
どんなになのか、がthat以下に書かれています。
I'm not so smart as you
僕は君ほど頭良くないよ
この文も同じように「so smart そんなに頭いい」とは
どんなになのか、が
as you (are smart) のところに書かれています。
ここからわかることは、
so 形容詞 とか so 副詞 と言うときは
実際に そういう状態の人とか物事が存在していて
それを意識して「そんなに」と言っている
ということです。
as 形容詞 や as 副詞 の場合は
そうじゃないんです。
このasは「同じ程度の」という意味しかないので
as 形容詞/副詞 as … の
後半部分のas… は単なる比較対象で、
架空のものでも構わないし
実際にそういう状態の人がいなくても構わないのです。
今回の表現も、
彼はどの学者にも劣らず素晴らしい学者だ
というとき、日本語で普通に考えたら
この「学者」は実際に目の前にいなくても構わないですよね。
場合によっては、実際に存在する特定の人物が意識されていなくても良いですよね。
話し手の中で「学者って頭良くてすげえよなー」って
勝手な思い込みとかがあって、
この彼も学者だしgreatな人だから
どの学者にも劣らずgreatだ(別に、彼以外に誰かすげー学者を実際に知ってるわけじゃないだけどさ)
くらいで言ってても構わない。
実際、any scholar(s)というのは
学者であれば誰でも って訳すけど
学者という条件にさえ当てはまるならば他は無条件に
ってことだから、
特定の誰かを選び抜いて比較してるわけじゃないんです。(画像も参照)
だからsoがマッチしないんです。
決まりきった表現なので、
そういうもんだと覚えとけ っていうのは大前提ですが
あえて理由を説明するならこんな感じです。
自分で英作文とかする機会があったりすれば
soとasの違い意識してみてください
ありがとうございます!わかりました!!