遅れねば
直訳すれば、遅れないので、となりそうです。
意味は変わってしまいますが、たとえば、親に遅れるという言い方であれば、親が先立つ、ということであり、子どもは活きて残されるということになります。
今回、主人が先に出発に、それに惟光が遅れる(残される)わけにいかないので、とも言えそうです。
残される、みたいな部分を、「付き従わない」と意訳したので、二重否定に見える訳が出たんじゃないですか。
古文
高校生
例の、惟光はかかる御忍び歩きに後れねばさぶらひけり
この日本語訳が「いつものように惟光はこうしたお忍び歩きに付き従はないことはないので」になるのはなぜですか?
なぜ二重否定になるのかが分かりません
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