わかりやすくするために表現を変えて説明します(正しい表現ではないので、注意してください)
有効数字は、その数字が正しく使える桁数を意味しています。
(プリントの例には解説がないので、資料としては説明不足です)
例:1mmまで正確に測れる定規を使ったところ20cmでした。
このとき、どのように表記したらよいのか。
有効数字で表すと、使える桁がわかる(伝わる)ようになります。
→20.0cmまたは200mmと表記すると、
20.0cmと表すと、わざわざ0.0まで表しているので、たぶん0.1cmまで正しいのだろうと
想像できますが、200mmだと、どの桁まで正確なのか分からない(伝わらない)場合があります。
そのため、2.00×10²mmのような形で表記します(単位がcmなら、2.00×10¹cm)。
初めの桁が小数点の前に出るように10ⁿで単位を調整し、小数部分は使えるまでの数字を表します。
この例では、X.XX×10ⁿのため、有効数字3桁と言います。
プリントの例では、
5.50×10⁻²kg・・・有効数字3桁
4.2195×10⁴m・・・有効数字5桁
その他注意点
・1mmまでメモリのついた定規の場合、0.1mmまで目分量で正確な値として読みとるのが通例とされています
・プリントに「p×10ⁿの表記方法が好ましい」と記載あるように、必ずしもこの表記とは限りません(上記の20.0cm)
(中学生のときにも、少し学習していると思います…記憶にないかもしれませんが)
累乗、指数の説明は省略しましたが、どうでしょうか?
(計算に使用する場合、+ー加減と×÷乗除で、結果の扱い方が異なるので注意してください)