✨ ベストアンサー ✨
ふむ、難しい課題ですね…………
今手元に教科書がないので本文は答えられませんが
確か最後で《真実は空虚な妄想ではなかった》みたいな文があったはずです。あくまで私の考えなので間違ってたら申し訳ないですが…
初めの方にディオニスはメロスに言いましたよね。《セリヌンティウスを処刑し生き残りたければ少し遅れてこい》と。多分これは過去に同じ状況になったことがあり、その時は遅れてわざと来た、みたいな状況になったのではないでしょうか。
《真実は空虚な妄想ではなかった》というのは過去にメロスと同じような位置にいた人が正義だけ言って遅れてきた……という人間不信なのではないかと思います。
しかし派遣したであろう山賊を退け、裸体で喉も潰れ、必死になってセリヌンティウスの足に噛み付く……そういった過去にあった出来事と異なる結果。
そしてメロスもセリヌンティウスも1度は疑いまた信じたという人間の醜くも正しい考え方を間近で感じた暴君ディオニスはまた人間の愚かさも信じることができると考えたのではないでしょうか。
最後はディオニスも《仲間に入れてくれないだろうか》と言ったはずです。考えを改め、素直に言葉に出来るあたり本当に過去になにかあったのだろう、だから信頼できなくなっただけであり、根は優しい人なのだと思います。
メロスから人間は信頼出来る的なことを言われた時も《悲しい顔をした》という場面があるのでそれが裏付けになるかなと。
個人的に空でメロスの心情を表すのはさすが
太宰先生って感じですよね(太宰ヲタク)
走っている間の考えの部分も疾走感があり、
まるで真横で中継を見ているかのような
気持ちになるのも良いですよね(太宰ヲタク)
長文失礼しました。
お役に立てると幸いです🙌🏻
返信遅れてすみません。参考になりました!ご丁寧にありがとうございます!!