物理
高校生

プロセス3に書いてある2つの場所における力学的エネルギーをイコールで結ぶということについてです。
3つ以上場所がある時はどの2つを比べればいいのですか?

A 類題 28 力学的エネルギー保存の法則 図のように, なめらかな水平面ABと斜面 BC が続いている。 ばね定数kの軽いばねの一端を固 定し、他端に質量mの小球を置いてxだけ押し縮めて静かにはなした。 すると,小球はばねから 離れた後に点Bを通過し, 最高点 Cまで達した。 重力加速度の大きさをgとする。 ( 1 ) はじめに点Bを通過したときの小球の速さを求めよ。 (2) 点Cの高さんを求めよ。 (3) (1)の後,再び点Bを通過したときの小球の速さを求めよ。 m B h 13 ネルギー保存の法則 69
ギーの基準面 すべてかいて確認) 置エネルギーの つくる。 力による エネルギー 1-√3 る力学的エネルー より 02+0 3)gl ■力学的エネルギー保存の法則を用いる基本プロセス プロセス 0 垂直抗力N 動く向き 00000冊弾性力 重力mg B A 解説 C 再びBを 通過したとき プロセス はなした直後 Ce 保存力(重力,弾性力) 以外の力として垂直抗力が はたらいている。しかし, 垂直抗力と動く向きは常に 垂直なので,垂直抗力は仕事をしない。したがって 小球をはなしてからCに達して再び B に戻るまで, ずっと力学的エネルギーは保存されている。 in プロセス 2 重力による位置エネルギーの基準面を定 「運動エネルギー める 水平面AB を重力による位置エネルギーの基準面 として、エネルギーの表をつくる。 1 mg 0 1/2mv² 0 B 非保存力による仕事が 0 であることを確 認する mv' N 重力による 位置エネルギー 0 mg 0 mgh 0 vh, v' は求める値。 答えの 文字の中に含めてはいけない。 弾性エネルギー Processe プロセス 1 非保存力による仕事が0であることを確認する Cプロセス 2 重力による位置エネルギーの基準面を定める プロセス 3 2つの場所における力学的エネルギーを「=」で 結ぶ 保存力(重力, 弾性力) 以外の力が仕事 をしていないか,図をかいて確認する 2 ½kx² 0 0 0 ・① MERCIO (1) プロセス 3 2つの場所における力学的エネルギー イコール を「=」で結ぶ (2) 力学的エネルギー保存の法則より 0+0+1/12/kx²=1/12/2mv²+0+0 3 v² v=x₁ k m -x² 答 h= k 0より v=x, mx0g 力学的エネルギー保存の法則より 1 0+0 + ①と②を「=」で結ぶ h= 2kx2=0+mgh+0 ①と③を T=」で結ぶ kx² 2mg、 k =xm kx2 2mg 答v=x =88- (3) 力学的エネルギー保存の法則 より、再びBを通過したときの 速さは、はじめてBを通過 したときの速さ MOS 五と等しい。 m ②と③を「=」で結んだ場合は,v=x を代入して”を消去すること! v=x₁ k m ②と④を 「=」で結んで 考えてもよい k m 2

回答

回答させていただきます…!

求めたい未知数(主には小球の速さや高さ、バネの伸び縮み)が式の中に1つだけ含まれている状態であれば、どの2つの場所をイコールで結んでも問題を解くことができます。

ただ、計算ミスを防ぐテクニックとして、左辺と右辺のうち未知数が含まれていない方の辺は、なるべく計算が簡単になる場所を使うのがよいです。
例えば、斜面の途中での力学的エネルギーが分かっている場合、この値を使うと運動エネルギーを持ちながら位置エネルギーも存在することになり、計算が煩雑になります。それに対し、斜面の下(運動エネルギーのみを持ち位置エネルギーは0)か斜面上で静止した場合(位置エネルギーのみをもち運動エネルギーは0)を用いると計算が簡単になります。(いずれも位置エネルギーの基準面を斜面の下としています。)

少しでもお役に立てれば幸いです…!

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