まず、時制の一致は、常に主節(メインの文)と従属節(かっこでくくれる文)で動詞の時制を一緒にするというのではありません。
時制の一致でよくあるのは、主節の動詞が現在形から過去形にかわった時、それに応じて従属節の動詞も過去時制にする、というような感じのタイプです。つまり常に主節・従属節の時制を一緒にしろというのではなく、主節の時制をずらしたら従属節の時制もずらそう!ってことですね。
そこの例文についてですが、①と③はおそらく元の文でしょう。それの主節動詞を過去形にしたバージョンがそれぞれ②と④です。
①→②はもとはどっちも現在で主節を過去にしたから従属も過去にしよう、というシンプルなやつで、
③→④は現在&過去から現在のほうを過去形にしたので過去のほうは大過去にして過去完了、という感じです。
またわからなかったらきいてください