生物
高校生
解決済み

(4)の問題についてで、解説の「しかし、UAG も終止コドンなので〜」からが理解出来ないので開設して欲しいです‪><

94 第1編 生命現象と物質 72. DNAの転写と翻訳 遺伝子と遺伝情報について,次の各問いに答えよ。 問. 生物によってDNAの塩基組成は異なるが, モル数で表された(ア)~(オ)のうち、すべ ての生物でほぼ等しい値となるものがある。すべて選び,記号で答えよ。 (ウ) (G+C)/(A+C) (ア) G/C (イ) G/A (エ) (G+C)/(A+T) (オ)(T+C)/(A+G) 問2.DNA がもつ遺伝情報はmRNA に伝えられ,その情報にもとづいて特定のアミノ酸 と結合したtRNA が運ばれ、情報どおりの順序にアミノ酸がペプチド結合でつながれて 特定のタンパク質ができる。下図は,このような遺伝情報の流れを模式的に示している。 これについて次の各問いに答えよ。 A CT C ア 1 (1) 図中のア,イ,ウに相当する塩 基配列を示せ。 (2) 下の遺伝暗号表を参考に,エと オに相当するアミノ酸名を示せ。 (3) RNAに転写された遺伝情報が(アンチコドン) tRNA 翻訳される細胞小器官を答えよ。 アミノ酸 エ (4) 図の DNA鎖で,終止を指定すトシンの る DNA のトリプレットの1つの塩基が失われ,アミノ酸配列は終止しなくなった。 失われた DNAの塩基の名称, およびそのことによって指定されるアミノ酸を答えよ。 F 1番目 の塩基 C A G U フェニルアラニン 0 フェニルアラニン セ 100000 イイイ -PO イシンセ イシンセ イ シ シン シ イシン ン ン イソロイシン リ イソロイシン リリリリ メチオニン (開始) バ バ バ バ Cリリリリ セセセセププププトトト - oooo レレレレ ンア ンア ン ア リリリリ ララララ NACH DNA鎖 mRNA 2番目の塩基 ン ||||||||| チ チ G 口 GU I I CCA A イソロイシン レオニン アスパラギンセリ 3. タンパク質の合成過程 次の文中の空欄( 1 1 1 GAV イ オニン アスパラギンセ CUA オ G ンシステイン リン グルタミン アルギ ングルタミンア ンア トリプトファン シ シンシステイン C 止) (終 (終 止) ヒスチジン ア ヒスチジン ア ギ フニニニニ ンンンンンンンンンンンンンンン 番塩UCAGUCAGUCAGUCAG ルル ニュシシシシ ンリシン アルギ ンリシ ギ 止) U ( ニン アスパラギン酸グ ンアスパラギン酸グリシ ングルタミン酸グリ ングルタミン酸グリシン A (終止) 3番目 A G の塩基 VU
72. DNA の転写と翻訳・ 解答 問1. (ア), (オ) 問2 (1) アーCCA (イノー GAU (ウ)ーATT (2) (3) リボソーム (4) アデニン, リシン 「解法のポイント] (オ)-アスパラギン酸 (エ)グリシン 問1.塩基の相補性によって,どの生物であっても, A と T, GとCの比は等しく なる。したがって, A/T や G/C はいずれも1となる。 また, (A+C)/(G+T)や (A+G)/(T+C) も1となる。 ( 問2. (1) RNA では,DNAの塩基Aに対してUが対応する。 (2) 遺伝暗号表に はmRNAの塩基配列に対応するアミノ酸が示されている。 遺伝暗号表の見方は, たとえば, mRNAのコドンがGAU であるとすると,まず, 1番目の塩基がGの 行を見る。次に、2番目の塩基がAの列を見る。 そこで, アスパラギン酸かグル タミン酸にしぼられる。 最後に3番目の塩基がUの行を見ると, アスパラギン酸 (4) 突然変異前のmRNA とわかる。 GACでも同じくアスパラギン酸である。 のコドンは UAA で, DNAのトリプレットはATT である。 仮に DNAのチミン が失われ, ATCになったとすると, mRNAのコドンは, UAGとなる。 しかし UAG も終止コドンなので, DNA で失われた塩基はアデニンということになる。 したがって, トリプレットは, DNA が TTC, mRNA が AAG, それに対応するア ミノ酸はリシンとなる。

回答

✨ ベストアンサー ✨

遺伝暗号表は、mRNAのトリプレット(コドン)とアミノ酸の対応を表していますので、まずはmRNA上の配列を見ながら説明してみます。

(4)は、mRNAの右端「_UAA_G」の部分についての問題です。
遺伝暗号表から、UAAが「終止」を意味しているのがわかります。

問題文は、UAA中のUか、2番目のAか、3番目のAの何れかが失われたことによって、「終止」を意味しなくなったと言っています。
もし2番目か3番目のAが失われたとしたら、_UAA_G => _UAG_ になります。遺伝暗号表を見ると、UAGも「終止」を意味していますので、Aが失われても「アミノ酸配列は終止しなくなった」ということにならないと分かります。

ということは、UAA中のUが失われ、_UAA_G => _AAG_になったと考えるのが良さそうです。
遺伝暗号表を見るとAAGは「リシン」を意味しています。

そして、失われたDNAの塩基ですが、mRNAのUに対応するDNA上の塩基ですので、A(アデニン)が答えになります。

このような説明で大丈夫でしょうか?

shi_study

遅くなりました!すみません🙇‍♀️
理解出来ました!ありがとうございます😊✨️

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