警護の者とかだと考えられます。登場人物は大納言(藤原伊周)と作者(清少納言)、上の御前(一条天皇)、御前なる人々(女房)しかこの場面だといないので、特に誰が言ったのかは分からないです。しかし、「奏す」は絶対敬語なので天皇に対して申し上げているので、身分が低い者ということだけは分かります。女房は皆、眠っており、話しているのは天皇と大納言、そして清少納言だけです。清少納言は時刻を聞いて「明け侍りぬなり」と独り言を言っており、大納言も時刻を聞いて、天皇に寝たらどうか、と言ってます。以上より、警護の者ら辺だと考えます。
すみません、大納言のところ間違えてたんですが、大納言は天皇に「お眠りにならないでください。」と言ってます。申し訳ないです。その判断は大納言の言ったセリフにある「大殿籠もり」と「な〜そ」、そして「おはします」で出来ます。「大殿籠る」は「寝ぬ」の尊敬語です。「な〜そ」は副詞の呼応で禁止を表します。そして「おはします」は「あり」の尊敬語で、以上より、大納言は天皇に「眠らないでください」と言ったと考えます。間違いを最初に言ったことをお詫びします。
なるほど
大納言が時刻を聞いて、寝たらどうかと言ったのは天皇に言ったんですか?現代語訳は見たんですけど、この辺りどういうことかよく分からなくて…何が言いたいんですか?