✨ ベストアンサー ✨
省略の話から入りますが、
歴史的には、前置詞を使う方が新しいです。今の英語では、格変化は僅かしか残っていませんが、今では前置詞を用いて表すような意味関係を、昔は格変化で表しました。
それが、格変化の衰退後も、一部の表現で名詞単体で使うという習慣が、半ば慣用句的に生き残ることはあります。
以下の記事が参考になるかと思います。
https://keio.app.box.com/s/06qr4cnkm8ehoy1gxrw6pb11memockx8
till付きのを全く言わないというわけではないですが、無い方が一般的かもしれません。
ありがとうございます!
大変助かりました!
余談として、上記の説明を格変化衰退前の生き残りとするには若干の疑念がある話を追記しておきます。
というのも、hourという語が古英語より後に英語に入ったからです。格変化の衰退は徐々に起こったので、まだ格変化の影響が残っていた時代に成立した表現なのかもしれませんが、そうではなく本当にtill late hoursという表現のtillが省略されたのかもしれません。
同じく前置詞が省略された表現には、busy (in) doing等がありますが、機能語は発音時に弱化を受けやすく、want toのtoもwannaのように他の語の一部に取り込まれています。そういう要因も考えられます。
まあ、本当のところは研究者になって研究するくらいじゃないと分からないと思います。