✨ ベストアンサー ✨
この問題でも、西海岸のAの方が年較差が小さいですよね。
偏西風や暖流の影響を受ける西海岸が、夏涼しく、冬暖かくなるようです。
年較差が最も大きいシが内陸部のBになり、最も小さいスが西海岸のA、サが東海岸のCになります。
西海岸が年較差が小さく、東海岸が年較差が大きいというのは、「西岸気候」「東岸気候」という言い方をします。
同じ条件=偏西風と海流の影響を受ける地域であれば、同じことが言えそうです。
日本列島は、大陸ではないので、西海岸、東海岸の違いはないと思います。
ただ、海岸部と内陸部では年較差が少し違うようです。
秋田市は日本海に面していて、岩手県の盛岡市は内陸部だからなのか、盛岡市の方が年較差は、ほんの少し大きいです。
秋田24.8度 盛岡25.3度(どちらも1981~2010年の平均)
水は土に比べて熱しにくく冷めやすい性質があります。夏は土が水よりも熱くなるし、冬は海水が凍らなくても地面が凍っていることがありますよね。
空気の温度=気温は、海水や地面の温度の影響を受けます。
だから、夏は海水の上の空気が地面の上の空気よりも低く、冬は海水の上の空気が地面の上の空気よりも暖かい、という傾向があります。
西海岸だと、偏西風の影響で、海水の上の空気が運ばれてくるので、同じ緯度の東海岸よりも夏涼しく、冬暖かいということになります。
暖流が流れていると、特にかなり高緯度でも冬暖かくなり、年較差がますます小さくなります。
基本は「偏西風が吹いている地域」。まず、この条件が必要です。
ありがとうございます。とてもわかりやすかったです
よかった、ホッとしました。
大陸についての質問にも答えて頂きたいです。例えば日本列島の東北地方などでも秋田と岩手では秋田の方が年較差が小さいのでしょうか