✨ ベストアンサー ✨
わざわざメッシュマップを使うのはどんな時ですか?ということですが、階級区分図よりも細かい地図を描きたいけれど、ドットマップを描くにはデータが無く、メッシュデータがある場合に描きます。
統計地図を描こうとするとき、まず統計データが必要です。
階級区分図は、都道府県や市町村、または町丁、小字などの細かい地区のデータがあれば書くことができます。
ただ、町丁、小字は、面積が狭い地区もあれば、広い地区もあります。
ドットマップは、1つ1つのデータ、例えば、どこ(番地)に人が住んでいるのか、どこ(番地)に水田があるのかがわかれば、その地点にドット(点)を描いていけばできますが、たとえば65歳以上の人はどこ(番地)に住んでいるのか、どこ(番地)で牛が飼育されているのかはデータがありません。ここまで細かいデータは、調べられていません。だから、ドットマップは描くのが難しい地図なんです。
メッシュマップは、国が行う統計調査で、メッシュごとの集計データが作られています。
メッシュの広さは、最近の調査では、だいたい250m四方の四角形で集計されていて、大きな行政区域も細かく見ることができます。
国勢調査って知っていますか?5年に一度、日本の全住民を対象に行われるアンケート調査です。
各家庭にアンケート用紙が配られ、家族構成とか年齢とか、職種とか、何年住んでいるかとか、いろいろと質問項目があります。
これをそのまま使えば、ドットマップは描けます。
たとえば、高校生の分布は、「○○市✕✕町★★番地に1人」とわかりますから。
でも、このようなデータは個人情報ですから、公表はされません。
メッシュごとに集計したり、市町村や町丁、小字ごとに集計したものが公表されます。
同じような調査が、農業(農林水産省が調査)や事業所(経済産業省が調査)を対象に行われていて、これも同じように集計したものが公表されています。
ドットマップってどうやって取るんだろうと思っていたので国勢調査か!!と納得しました⚆⚆ ˊ˗
地域別とか比較的狭いマップなら、調査の内容によっては個人情報の配慮などされてメッシュマップが使われることが多そうですね。違いや用途がよく分かりました!✨
コンビニの分布とか、所在地が公表されているデータがあれば、私たちでもドットマップを作ることができます。
日本の人口のドットマップだと、市町村単位の人口データでも、日本地図におおまかな場所に1つの点=千人くらいで描いていけばできると思います。
なるほど、ドットマップは1つの点=1つのデータに限らず1つの点を何百や何千など一定の範囲で表すこともできるのですね!凄く勉強になりますᯅ̈
階級区分図よりも細かく表したいけどドットマップほど的確なデータを集めるのが難しい場合によく使われるのですねᯅ̈
納得しました!ありがとうございます😖💞