地理
高校生

地理で、穀物等の生産輸出量のトップの国を覚える時、2013年のはこれ、2016年のはこれ、2022年のはこれってゆうふうに、年度ごとに覚えた方が良いのですか?

回答

統計の問題は、生産量や輸出量の1位たげ単独で訊かれることは、共通テストの場合はほとんどありません。
たとえば、いくつかの統計のベスト5のうち、3つの国をA・B・Cとして正しい組合せはどれか、というような問題が多いです。
だから、1位だけ、とか、○○が何位とかいう覚え方ではなくて、たとえば、「この作物の生産ベスト5、輸出ベスト5にはどういう国がランキングされているか」という「顔ぶれ」を覚えるのがいいと思います。

統計によっては、原油の生産など、「年によって順位が細かく変動する」ものもありますが、この方法だとそれは気にする必要がありません。
また、なぜこのような国々がランクインしているのか、という「理由」を理解していることのほうが重要です。

tkhsre

すいません。トップという言い方が誤りでした。
上位国のことです。
順位を覚えるのではなく、凡そ上位5カ国にはこの国々が頻繁にランクインするな、というように覚えるのですか?

地道な地理

どうしても覚えたいんだったら、まず、農作物は自然環境の影響が大きいです。どこがどんな気候で、どんな作物が栽培されているか。主な国の位置がどこで、どんな気候かを大雑把に覚えましょう。これを覚えておくと、気候の問題、農業の問題、衣食住の問題に対応できますから。
そして、食料になっているものだったら、人口が多い国で生産は多くなります。どこが人口が多いか覚えましょう。たとえば、米だったらアジアの人口の多い国で、モンスーンの影響を受けている中国・インド・インドネシア・バングラデシュ・タイ。小麦だったら、人口が多い中国・インド・アメリカ・ロシアとフランス。フランスはEU加盟国を相手に小麦を輸出しています。
輸出国になると、生産量は多くても人口が多いと輸出できません。新大陸の広い国で人口が少ないと、生産したものを輸出にまわせます。
カカオやパーム油など、熱帯でしか栽培できないものは、一部の国に集中しているので、そこを覚えるといいです。
ただし、それぞれの国が第何位かは、覚える必要はありません。

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