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この空白のところが分かりません。教えてください。

日本のエネルギー事情 ○生活や経済活動には一次エネルギーが必要となり、 自国内で確保できる比率を【 ] といいます。 ○日本の国産エネルギーは水力、地熱、風力などです。 量としては少なく、1960年には51%を越えてい たエネルギー自給率は、高度経済成長期のエネルギー 消費の増大と共に急激に下がり、 2000年頃からは準 国産エネルギーである原子力エネルギーを含めても 【 1%前後となりました。 2011年の【 】以降は原子力発電 所が停止したのと火力発電が増えたことで、エネルギ ー自給率は急激に下がり、 2014年は【 1%にまで 下がっています。 ※ウランも輸入されているが、 備蓄が容易であること、 使用済燃 料を再利用できることで「準国産エネルギー」と位置づけられる。 ○ 日本は国内で使うエネルギーのほとんどを海外から の 】に頼っており、先進諸国と比べるとエネル ギー自給率はかなり 】といえます。 % 70.0 60.0 50.0 45.0 30.0 20.0 10.6 0.0 700 90 80 70 - 60 50 40 30 20 10 0 日本のエネルギー自給率 高度経済成長期 532 1960 70 80 90 00 05 10 11 12 13 14 Christ 原子力を含む 原子力を含まない 日本 他国のエネルギー自給率 2012年 イタリア ○原子力発電は、燃料や原子炉から【 】が流出する危 険性が伴います。 また使用済みの燃料や設備の廃棄を安全に処 理する技術が確立しているとはいえません。 1000 化石燃料と環境問題 化石燃料は燃やすと二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物などを発生することにより、地球規模の 】や【 などの深刻な 】を 【 】や、大気汚染による [ 引き起こす要因になっているといわれます。 750-- 500 250 原子力エネルギー 1970年代に石油の値段が急激に上がり、 世界経済が混乱す るという 】が2度にわたってありました。 このこ とから【 が低い日本では、石油による火 力発電の割合を減らし、原子力や天然ガスによる発電の割合を増 やしました。 その後も石油エネルギーによる環境破壊や資源枯渇問題を受 円/kWh 42 発電別発電コスト けて、二酸化炭素の排出量が【 40 】 発電時のコストが | 2015年発電コスト ワーキンググループ合 【 】などの理由で原子力エネルギーの利用を推進してき ました。 01 30 東日本大震災 201 10 0 ドイツ フランス イギリ 発電別CO2排出量 975 ▬▬▬▬▬▬▬ イギリス アメリカ ス 742 608 [-CO2/kWh] 2211 石油天然ガス石炭 原子力 水力 火力 火力 火力 13 13 10 11 石油天然ガス石炭 原子力 水力 火力 火力 火力

回答

今となっては、問題文の記述内容が現実と離れていると言われてしまっても仕方がない状態だから、無理はないです。

【エネルギー自給率】の話をすると、日本で使用済核燃料の再利用は進んでいません。
再処理工場(六ヶ所村が有名)を動かすのに苦労し、さらに2011年の【東日本大震災】の影響で発生した原発事故でそれどころではなくなりました。
つまり、準国産エネルギーの前提は崩れているので、実際の自給率はもっと低いかもしれません。

フランスは別として、化石燃料が自国で採れるから自給率が高いです。化石燃料の輸入の必要はないという訳です。

日本では1970年代に【オイルショック】を経験して、省エネと石油をエネルギー源にしない発電方法(原子力発電)を広めました。また、石炭や石油を使う火力発電も発電効率を上げて、同じ量の化石燃料でより多くのエネルギーを得る工夫もしました。

二酸化炭素の排出が【少ない】という意味では環境にいいかもしれませんが、事故で【放射性物質】が流出して大気も土も汚染されて、人がそのままでは住めなくなってしまいました。

発電時のコストは【低い】とされていますが、原発事故の影響で除染(+復興費用)、廃炉、原発周辺に住んでいた人が住めなくなり仕事も失う損失を考えれば、コストは上がるし、すでにコストを税金や電気代など色々な形で負担しています。

でも、エネルギー源を安定的に得て、環境問題もクリアすることは絶対に必要なことです。今は、再生可能エネルギーと呼ばれる太陽光や風力などの発電方法も広げて少しでも状況を改善しようと動いています。

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