✨ ベストアンサー ✨
現在完了は継続の用法で、
「多くの視覚障害者がホームから転落する」という事態が過去から何度も続いていて現在に至っている、という感じです。
ある人がホームから落ちて、また別の日に別の人がホームから落ちて、その後また別の人が落ちて
という風に、同じようなことが何度か別々に起こっているということを指しています。
have fallen from platforms というフレーズに、
while〜という接続詞の節(「〜のあいだ」)がついていて、その中が現在進行形になっています。
これは、何度も起こっている「ホームから落ちる」という事態について、
その1回1回の出来事が「電車を待っている あいだ」に起こっている、ということを言っています。
進行形というのは、動作とか行為が継続中である(=完了していない)ということをいう表現です。
全体をまとめていうと、ややこしくなるかもですが
障害車の人が、電車を待つ という行動をしていて、
その1回の行動がまだ完結していない(=電車がまだ来てなくて待ち続けてる)、
そのあいだに(= while waiting for the train)、
その待っている障害者の人がホームから落ちてしまう
という1件の事故が起こる
そんなかんじの事故が過去から現在にかけて何度も起こって(1回の事故が別々に何度も繰り返されて)、現在に至っている(= have fallen from platforms )
ということです。
とても分かりやすいです。理解できました!詳しく補足も本当にありがとうございます!!
文の構造は
a number of people [who are blind] have fallen from platforms (while waiting for the train),
a number of peopleが主語
who are blindは主語の名詞を後ろから修飾する関係詞のまとまり(形容詞節)
have fallen が動詞
from platformsはfallenにかかる副詞句
while waiting for the trainも同じ副詞のまとまりです。
leading to serious hurt or death
これは主節全体にかかる分詞構文で、
主節に続いて起こる「動作の連続」や、主節の出来事の「結果」を表す用法です。
分詞構文だけを独立した1つの英文に直すなら
[主節] have led to serious hurt or death
「[主節] が 重傷や死亡 を導いている」
「[主節]によって、重傷を負ったり死亡したりしている」
ということです。
分詞構文がこの意味になるのは、分詞構文が主節の後ろに付くときだけです。分詞構文が主節の前につくときは、この用法の可能性は考えなくてokです。
最初の説明の補足ですが
気をつけて欲しいのは
たくさんの人々が 落ちる と言っても
複数の人が 同時にホームから落っこちる
ということはたぶん言ってないということです。
そんな集団自殺みたいな話じゃない。
それは
・現在完了形を使っている から同じような出来事が何度か繰り返さていることがわかる(さっきの説明)
・platformsが冠詞なしの複数名詞だから、不特定多数の駅のホームの話をしているとわかる
(新宿駅でも渋谷駅でも品川駅でも、他のどの駅でも同じような事故が起こっている という感じ)
ということから解釈できます。
もしかしたら、複数件の事故のなかには、
何人かでまとまって行動していた視覚障害者が、誤ってまとまってホームから落ちてしまう
という事故があってもおかしくないけど
たくさんの人が 新宿・渋谷・品川…その他不特定多数のホームから 同時に落ちる
という猟奇的な事態は考えにくいので
いろんな駅で 同じような事故が 何度も起こっている
ということを
現在完了形と無冠詞の複数名詞で言っているとわかります。