大丈夫ではないと思います。
まず、この問題の写真についてですが、導線回路がつながっていないようですので、電流は流れないかと思います。(1)であるように、導体棒に電位差が生じているところに回路をつなぐと電流が流れます。つまり、回路をつなぐと電流が流れることから電池のようになっているイメージを持つといいと思います。
では、棒の外側と内側どちら側が電池で言う+になるのかと言うと、棒が回転している速度の向き(円の接戦の方向で、進んでいる方)から磁束密度の向きに右ネジを捻ってください。この問題で言うと円の内側が+極です。
ローレンツ力がOからPはどのようにしてなったのでしょうか?
また、今電流は関係ないかと思いますが何か認識がすれ違ってるような気がします。
ローレンツ力は動いている電子が磁場から受ける力で、電流が流れる導体棒が磁場から受けているのはアンペールの力と呼ばれるものです(理論電磁気学,砂川重信を参考にしました、私の造語ではありません)。
ステップとしては
1.導体棒が動くと、中の電子も動いているためローレンツ力を受ける。この時、電子は負電荷であるから向きはOからPの向き。
2.負電荷が少しPの方に動いたため、相対的にO側が正、P側が負となっています。すると静電場が発生し、向きはOからPの向きです。
3.電子は負電荷であるから、電場と逆向きの力を受けます。つまりPからOの向きです。これが1.で受けたOからPの向きのローレンツ力とつりあいます。
え、ローレンツ力って正の電荷が受ける力じゃないんですか?
あとなんで電子(負の電荷)と確定してしまうのですか。
え、ローレンツ力って正の電荷が受ける力じゃないんですか?
>>ローレンツ力は電磁場中を運動している荷電粒子(電気を帯びている、電荷を持った粒)が受ける力です。受ける向きは電荷の正負によって逆向きになります。
あとなんで電子(負の電荷)と確定してしまうのですか。
>>一般的な正の電荷で議論することもできますが、実際に起きている現象は上述の通りです。なぜかと言うと、金属の中で陽子は動きませんが、電子は自由電子と言って動き回るからです。
電磁気は電場、磁場が目視できなかったり、電子などの小さなものを扱ったりイメージしづらいですが、頑張ってください!
今まで正電荷の時と負電荷の時の電流の向きや受ける力の向きをごっちゃにしてしまっていたんだと思います!!誤解を解いてくださってありがとうございました!ベストアンサー失礼します🙇
補足しておくと、アンペールの力とローレンツ力の力はほとんど同じようなものです。電流は電子の流れの逆なのは分かってると思いますが、電流を細分化すれば電子です。
まず最初に電流に力が働く(アンペールの力)ことが発見され、それを細分化して一つ一つの粒子単位で考えたのがローレンツ力というイメージです。なのでローレンツ力を積分(導体内の全ての粒子に働くローレンツ力を足し合わせる)とアンペール力になると思って置けば大丈夫です。
なので高校ではどちらもローレンツ力として扱われます。
では今度ローレンツ力の向きを求める際に、磁場は下向き、電流は反時計回りの接線方向だから、ローレンツ力はOからPとなります。しかしローレンツ力とは正の電荷が受ける力の向きだから、仮にPの方向に正電荷が移動してしまったらPが高電位になってしまうのではないでしょうか