歴史
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なぜ第一世界大戦は世界の多くの国々が参加する戦争になったのか教えてくださいm(__)m簡単に分かりやすくお願いします。

回答

✨ ベストアンサー ✨

表面的な事件を見ていても、面白くないので、ちょっと深掘りしますね。

【本題の短い説明】
帝国主義の欧米が、世界中を植民地化してしまって、欧米国々の植民地を奪うことしか、植民地の拡大が不可能になった。
だから、ヨーロッパの多くの国が戦争をした。欧米の国が戦争をすれば、当然、植民地も動員されるから、世界中の国(植民地であって、当時は独立国では無い国)も戦争に参加した。

【解説と近い将来】
資本主義と経済活動で見る世界大戦
①過去の世界大戦は、生産量>消費量の時におこっている。
戦争や政治を見るより、経済を見た方が、よりわかりやすい。

②歴史の流れトーナメント形式のスポーツをイメージして下さい。
・勝てば利益総取り
・資本主義は大きなネズミ講でもあり、成長し続けないと行けない=常に利益を出さないと行けない。地球や人口は有限なんだけどね。
1回戦:帝国主義(欧米対アフリカやアジア)→幕末。極東の日本まで欧米が来る=世界の陣取りがほぼ終わる
2回戦:欧米の各国で、各国の植民地の拡大の牽制や取り合いが始まる。→日露戦争(WW0という言い方をする研究者もいる)で、イギリスはロシアを牽制。ドイツは、イギリスを牽制するために、ロシアのアジア進出を進言するなど。→そして第一次世界大戦(WWⅠ)
第一次世界大戦は、世界の植民地の奪い合いを植民地を持つ欧米の国々がしたから、ヨーロッパが戦場になった。
準決勝:一応WWⅠが終わって、勝ち組と負け組ができたが、それでも、資本主義経済は、勝ち続けないと成り立たない。平和だと新しい取り分ができないので、他人から奪うしか成り立たない。平和だったのはよかったけど、世界最大の市場を持つアメリカで、世界恐慌が起こる。そしてWWⅡにいたる。→戦勝国が常任理事国になる。国連って日本では国際連合と言うけど、正式名は、連合国。つまり、WWⅡの勝者が作った集まり。
決勝戦?で、今、常任理事国が戦争を始めた。米ソ冷戦の時は、友好国の代理戦争だったけど今回はちょっと違う。

決勝戦があったら、もう、次の試合は無い。でも、資本主義は、成長し続けないと行けない。そうなると、優勝した国も、自壊していく。つまり、もし、WWⅢがおこっても、その後は資本主義の最後になるかも知れない。
色々、歴史に興味を持ってもらえると幸いです。

資本主義 第一次世界大戦 グレートリセット
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回答

_区別・差別・情報操作です。

_殆どの学校では、程度の差はあれ、いじめの様なものがある、と、思います。それは、いじめる側と、いじめられる側と、に区別があり、区別がある、と言うことは、明確な差がある訳です。そこに、情報操作で、いじめられて当然、と言う情報を与えると、意図的に差を拡げる様な差別が生じます。これが紛争です。
_紛争は、一方の団体が、より、同質である、と思えれば、賛同・結束が高まり、相手側の団体に対する敵愾心(てきがいしん)が拡がります。差が顕著であり、相手側が理不尽である、と思えば、紛争は継続します。賛同・結束が、他国まで及ぶと、世界大戦に成ります。

_第一次世界大戦は、ざっくり言うと、スラブ系民族と、ゲルマン民族と、の、争いです。根底に、スラブ系民族と、ゲルマン民族と、の明確な差があり、それが理不尽である、と、スラブ系民族が感じていました。民族と言う明確な違いがあったので、他の国も其々(それぞれ)の団体に賛同し易いし、もう一方の団体を敵視し易かったのです。
_そして、戦争の最中は、物がどんどん壊れるので、どんどん物を作らなければならないので、多くの場合、一時的に景気が良くなるのです。金儲けのチャンスが増えるのです。金儲けのチャンスを目指して、スラブ系でも、ゲルマン系でも、ない人がどんどん参加して来たのです。

_スラブ系もゲルマン系も、小数民族ではなく、大きなグループの民族なので、沢山の国が民族紛争に参加した。
_これが、一番の大きな原因です。

ひふみ

なるほどね。そういう視点ですか。

スラブ語族とゲルマン人がぶつかるのは、ドイツの3B政策の影響で、ドイツから中東への進出ラインにぶつかるからだと思います。
単純にゲルマンとスラブなら、ドイツとロシアでも良いはずです。
とはいえ、海を使っての海外進出は大西洋の近い地域が先にしている。(イギリスは七つの海を制している。)ドイツは海もあるけど、どちらかというと内陸国家(陸軍国家)だったから、陸地を利用して中東に行こうとした。

WWⅠの敗北後、ドイツでは地政学的に二正面作戦は難しいと考えました。だから、ナチスドイツは、英仏に対抗するためにも、ソ連(ロシア)の領土を大ドイツの一部としようとしました。それが独ソ戦を激戦にした理由です。

ちなみに、英語で奴隷を意味する言葉にスレイブとありますが、これってスラブ人が語源なんですよね。昔、スラブ人の奴隷を売買していた歴史からみたいですね。

そう思うと、今のウクライナでの戦闘もそうですが、WWⅠ、WWⅡそして今回がWWⅢの引き金と想定するなら、スラブ人はホントに常に戦場になるんですよね。世界大戦の原因は、資本主義の行き詰まりで、工業化した西ヨーロッパが原因なんですけどね。

民族の優位性なんて、無いと考えています。
たまたま、地理的や地政学的に有利な上限がそろった事で、先進国とか戦勝国が決まるって感じですので、民族の優位性なんて、自己中心的な考えと私は思っています。
その点では、イジメも戦争もやっぱイマイチですよね。

参考までに、なぜ西側ヨーロッパが先進国になったかと言うことを考える動画のリンクをはっておきますね。
https://www.youtube.com/watch?v=OiINFWuG5_8
https://www.youtube.com/watch?v=LrvDP66ftK0
地中海とか中東とかインドのヒマラヤは、古代のテチス海にさかのぼる。クジラの海への進出の原因も、テチス海の遠浅の海とその消滅が理由だったりしますね。つまり、地理は生命の進化に大きな影響を与えている。
https://ameblo.jp/oldworld/entry-10145480902.html

ぺんぎん

_第一次世界大戦に関しては、ゲルマン民族は、私は、ドイツを中心には考えていません。
_オーストリア・ハンガリー帝国の支配者階級がゲルマン民族、非支配階級がスラブ民族、で、それが渦の中心で拡がった、と、思っています。
_勿論、民族に優劣はなく、運が大きいのだ、と、私は思っていますが、例えば、新自由主義者とか、日本政府の与党とか、の人々は、自分達が努力したから成功したのであり、より良い待遇・環境を与えられて当然、と、思っていますよね?それが、差別を産むのだと思っています。
_第一次世界大戦の大きなファクターではありませんが、キリスト教・イスラム教、等の世界の多数を占める宗教が一神教で有ることも遠因である、と、思っています。一部の人ですが、自分の信じる神を信じない人は、劣った人、或いは、人間ですらない、と盲信していますよね。
_キリスト教に他意はありませんが、それまで、預言者・巫女・シャーマンであった宗教指導者が、詰まり、人智を越えたものとしての神を想定していたのものが、現人神としての立場を与えられたのですから、とても危険な思想であり、人類の最悪の発明であった、と、思っています。
_そう考えると、ギリシャやら、ローマやら、の、神々は、人間味があって平和だったな、多神教の八百万の神々がいる日本で産まれて、ある程度運が良かったな、と、感じています。

ぺんぎん

_それから、感染症が生物兵器として、帝国主義の役に立った、と言うのは、賛同しかねます。
_未開のフロンティアに分け入って行くことは、征服者にとっても、新たな感染症に罹患する危険を孕んでいます。エボラ出血熱やら、新型コロナやら、の例を出すまでもありません。
_単に、感染症が征服者側の役にたった、と言う事例があったに過ぎません。

ぺんぎん

_私が、スラブ民族とゲルマン民族と、に、明確な差がある、と、言っているのは、民族の優劣ではなく、運に基づく、経済・社会的身分の差、と、言うことです。

ひふみ

なるほどなるほどです。

スラブ語族という表現を使うのは、本来一民族一言語ならわかりやすいのですが、スラブ語族は、いろんな宗教を信じており、それによって民族や国が小分けされるという特徴があり、ややこしいのですよね。だから、バルカン半島はヨーロッパの火薬庫と言われWWⅠのきっかけを作り、現代でもユーゴスラビア紛争を引き起こしてしまいます。
歴史の中で、人口密度の関係もあり、宗教で国の違いを作らないといけなかったのだと思います。とはいえ、一神教の考えが影を落としたと言う考え方は同意します。

>_単に、感染症が征服者側の役にたった、と言う事例があったに過ぎません。
そうだと思います。
でも、たまたま、農業や家畜に適した品種が多かっただけかもしれませんが、その蓄積が、文明や技術(土木や医療など色々)の発展に効果的でもあり、結果、征服側に役立ったのも必然だったのだと思います。
中国と比べ、ヨーロッパが、統一国家が作りにくい地形だったことも、ヨーロッパが結果として大航海時代→産業革命に適していたのだと思います。技術自体は中国発の物が多いですからね。
あと、スパイスがとれたり稲作ができる裕福な立地だったら、命の危険を顧みず、大航海なんてしようとしなかったとも思います。貧しさというか、死と隣り合わせの環境が、絶妙だったのでしょうね。(過酷すぎて死にやすかったら、そもそも文明を発展させれませんからね。)

スペインは、大航海時代前に、イスラムの支配を受けていますから、その遠因もあって他民族に対して寛容じゃなかったのか、そもそも、当時の欧米の他民族に対する認識はあんなひどいものだったかは、不勉強でわかりません。
当時のスペイン人には、生物化学兵器という概念は無く、勝手に相手側が弱っていったってぐらいの認識だと思います。
(それより、元寇の時の鎌倉武士の方が、元の船に死んだ馬などを投げ込んでいるから、彼らは意図的に生物化学兵器を使っている。)

新自由主義者もそうですが、結局、自分が特別(優秀、自分の努力)だから、富の独占ができるという(我よし)考え方がまずいのだと思っています。それって、つまるところ富の独占や簒奪を正当化する言い訳ですからね。
しかし、彼ら経済活動の行きつく先は、世界大戦であり、さらには、人類滅亡の危機です。いずれ、彼らにその結末(因果)が帰って行くだけだとも思っています。そして、先進国に住んでいる我々も、彼ら同様に大なり小なり因果が戻ってくる側の人であるとも同時に思っています。
結局、人は、大なり小なり、皆同じ穴のムジナなんでしょうかね。

我々は、WWⅢ=資本主義の最後のもがきを乗り越えて、新しい時代に到達できるのでしょうかね?
私自身は、まだ見ぬ地平線(あの丘)の向こうを見てみたいと思っております。

ぺんぎん

_私は、第三次世界大戦は必ず起こる、と、推測しているし、なんなら、第五次世界大戦までは、高い確率で起こる、と推測しています。
_生物としては、それなりにしぶといので、人類は生き延びる、と推測しますが、文化・文明は、発展し続ける、とは、思っていません。
_最終的に、知識は経験に勝てない部分がある、と思っています。戦争の経験が完全にない世代のみが、世界の大多数の地域を占めた事がないから、です。
_日本も、戦争経験の全くない世代で政治中枢が占められたら、些細なきっかけやら、外国の介入やら、で、容易に紛争状態になる可能性がある、と、推測します。
_さらに危険なのが、インターネットの普及です。個人の過去の行動履歴により、より類似のものを提案する、と言う、ヒューリスティックな問題解決は分断を助長します。現在のディープ・ラーニングは非常に危険です。エコー・チャンバーが標準状態となり、パラダイムシフトに対応出来ません。0と1とで判断している限り、シンギュラリティ・ポイントはやって来ないでしょう。
_生物の脳の様に、重ね合わせの概念がある、量子コンピューターが普及するまで、コンピューターは、メリットとデメリットとを同じ様に産み出して行くと思います。量子コンピューターが普及して、シンギュラリティ・ポイントがやって来て、新しい解決方法、丘の向こうの世界があるのかも知れないし、ないのかも知れない、と、思います。
_人類は、それまで、世界大戦を経験しても生き残る、と、推測しますが、人口は今よりも減っているでしょう。
_ヒトが生きるコストが上昇していき、経済活動として見合わなくなって行くので、限られた人数しか生きられなくなって行くからです。

ひふみ

私は、WWⅢまでの想定で、WWⅣ以降は想像もしておりませんでしたね。
結局、技術革新が人類の進化(歴史の大きく動く時)であり、それによって、経済が動き、それに引きつられて政治が動くって感じですよね。
技術革新>経済活動(資本主義)>政治(民主主義とか)って感じですよね。
そうなると、シンギュラリティを注視するべきだと、改めて思いました。

世界恐慌とかは所詮、人の欲から出た自業自得な厄災なので、しかたありません。
ただ、大きな地球環境の変化(隕石、スーパープルーム、大きな火山、大きな地震、ポールシフト)がおこったときが問題です。生命の大量絶滅時には、体長25cm以下の生き物しか生き延びれていませんからね。
その視点で見れば、人は、大きくなりすぎた。(遺伝子操作をするなどしたら、生き延びれるのかも知れませんが、私自身が、その時人類がそれを決断する経緯をまったく想像できませんね。)

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サラエボ事件を覚えているかな?
オーストリアの皇太夫婦が暗殺された
事件だったよね!(よりによって異国人に)
だから、同盟を組んでいた国々が参加したと
考えられているよ!

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