国語
中学生
解決済み

国語 ▸ 読解の問題

画像は全て物語の文章です.
画像が計3つしか載せられないようなので、問はこちらに書きます.

▸ 棒線➂【自分がおもいちがいをしていたことに気づいた。】とありますが、「私」が気づいたことを次のようにまとめるとき、空欄にあてはまる内容を、 指導 、 発声練習 の2つの語句を使って、15字以上、25字以内で書きなさい。
ただし、2つの言葉を使う順序は問いません。

「私」は、男子部員の6人が桑原サトルをいじめようとしているのだとおもっていた。しかし、実際のところ男子部員の6人は、□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□(25) ために、彼といっしょに海辺に来たのだということに気づいた。

私の書いた回答
▸ 発声練習で、桑原サトルが指導していた(□部分のみ記載)

と書いたところ、△3で減点でした.

記述するべきポイントや、どこが駄目だったのかを教えて頂きたいです❕

宜しくお願いします 🥣♡̷

いしがき むかい S 次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。 (26点) ごとう 「私」(ナズナ)は長崎県五島列島に住む中学二年生で、合唱部に所属している。 合唱部はもともと 女子部員しかいなかったが、新任の柏木ユリ先生を目当てに男子部員が大勢入部した。しかし、男 子部員の練習態度が真剣ではないことから、女子部員との間に亀裂が生じている。合唱部は、音楽コ ンクール(コン) の自由曲として、柏木先生が作曲し生徒が作詞したオリジナル曲を歌うことになっ た。ある日の練習で、部長の辻エリが男子部員の練習態度をとがめ、 いさかいとなった。雨が降る中、 気持ちを落ち着かせるために外に飛び出した辻エリは、ずぶぬれになって風邪をひいてしまった。 辻エリは風邪を長びかせて欠席がつづいていた。電話で話をすると、勉強の遅れと、合唱部の練習を 心配していた。彼女は相撲取りのような声になっており、歌う側ではなく、指揮担当でよかったと話を する。 彼女がいない間、部長の仕事は私が引き受けることになった。 ある日の昼休み、私は先生のところを訪ねて放課後の課題を聞いた。つまり練習の方針である。その 際、先生がデスクの引き出しを開けたのだが、なかにはファンシーなグッズがたくさんつまっていてお どろいた。しかしそのことはどうでもよくて、先生は引き出しから課題曲『手紙』の楽譜のコピーを取 り出して私に差し出したのである。 ひび 楽譜のところどころに「ここは霧の中をあるくように濁った声を」とか「口の中をひろげて響きを逃 がせ!」とか「自分のなかで祈りながら歌え」などと大量に書きこんであった。辻エリの文字だ。 「部長のお見舞いに行ってきて、ついでに楽譜をコピーさせてもらったんだ。あいつ、大量のメモ書き をしてた。 これを参考にしながら当面はやっていこう」 さらに、自由曲の作詞の件で話をされる。 全員に課した作詞の宿題は、半数以上が未提出だという。 「提出されたなかから、使えそうなフレーズを抜き出してたんだけど・・・。 でも、ちょっとこれを見て 「欲しい」 ノートのページをやぶったものを柏木先生は見せてくれる。 ちいさくて自信のなさそうな文字がなら んでいた。消しゴムで何度も消されたような跡もある。男子の文字だろう。その汚さから推測した。 一読して、私は先生を見る。 柏木先生は机に頬杖をついて窓の外に目をむけていた。 「損した気分です。 最初からこいつに歌詞ばたのめばよかった」 「ナズナが骨格をかんがえて、桑原が肉付けしたって感じだな」 私は職員室を出て、桑原サトルをさがしてあるいた。 彼が仕上げた歌詞を自由曲に採用するのだとい うことを報告するためだ。 しかし教室にも図書室にも彼はいない。外だろうか? たまに男子がほんや りしている校庭のソテツのところに行ってみる。すると、男子の集団が運動場の端っこを海の方角にむ かってあるいているのが見えた。合唱部の男子部員たちだ。彼らにすこし遅れて、ひときわ背丈の低い 桑原サトルの姿があった。いつものようにうつむいてあるいている。 もしや、と私はぴんとくる。彼は海辺に連れて行かれて、いじめられるのではないか。そのような連 想をしたのは、彼らのなかでいつも桑原サトルだけが浮いていたからだ。ひとりだけ真面目に練習をし ていたから、いけすかないやつだとおもわれたのではないか。事実を確認するため、私はこっそりと後 をつけることにする。 すなはま うちの中学校は正面に石垣を持ち、裏側が海に面している。といっても砂浜のような気持ちのいい場 所ではなく、ごつごつした岩場の海岸だった。運動場を抜けて、岩場におりる階段へと男子の集団が消 える。 私は頭を低くして、彼らを見下ろせる場所まで移動した。 向井ケイスケ、三田村リクが、岩場の縁に 桑原サトルを立たせている。背後は海という場所に桑原サトルは追い詰められたような格好だ。 二年生、 一年生の男子の集団が桑原サトルを囲む。 一人対六人の図だ。 絶対的ピンチの状況である。 曇り空の下で、灰色の海がごうごうと音をたてていた。岩にうちつけられた波が、白い泡をちらす。 私は次第にこわくなってくる。 今すぐに飛びだして声をかけるべきなんじゃないか。 しかし、彼らのお
トンカツトレー もいつめたような表情に、足がすくんでしまった。ポケットのなかに携帯電話が入っている。岩場の陰 にひっこんで、私は携帯電話を操作し、柏木先生にたすけをもとめようとする。 2 そのとき、声が聞こえてきた。 統率のとれた男子の声だ。私は手をとめて耳をすます。 「まーりーあー」 聖母の名前だ。岩場から顔を出して確認する。 「まーりーあー」 手拍子でリズムがとられ、様々な音階で聖母の名前はくりかえされる。 自分がおもいちがいをしていたことに気づいた。 チョコ 辻エリに電話をかける。 「もしもし? なん?」 彼女の声は相撲取りらしさを弱めてだいぶ普段通りにもどっていた。。。 20 「エリ、これ、聞こえる?」 私は岩場から腕をつきだして、携帯電話を彼らのいる下のほうにむかって差し出した。 「まーりーあー」 聖母の名前は、海風にのってひろがった。いる。 男子部員の集団は発声練習をしていたのだ。桑原サトルが六人と向かい合っていたのは、彼が練習を 指導していたためである。 男子部員のなかでは、彼が一番、真剣に発声練習を受けていた。指導方法に 関してくわしいとおもわれたのだろう。 「どげんね?聞こえた?」 携帯電話を耳にあてる。 「聞こえた!」 辻エリの返事があった。 「でも、どうして急にやる気ば出したと?」 「さあね、わからん。 男子の考えてることは理解不能ばい」けんど 次の日、体調を回復させた辻エリが自転車に乗って登校してきた。白いヘルメットと眼鏡が朝日にか がやいていた。教室に入ってきた彼女に、向井ケイスケがこれまでのことを謝罪すると、彼女は「じゃ あ許す」と一言だけ返事をした。 放課後、合唱部のパート別練習の指導をするためにCDラジカセを持って空き教室に入ると、すでに 男子は整列しており、いつでも練習がはじめられるようになっていたという。休憩時間はあいかわら ず馬鹿みたいにさわいでいたけれど、オンとオフを使いわけるようになり、練習時間になると私語をつ つしんだ。昼休みになれば遅れをとりもどそうと自主的に海辺へあつまって発声練習をする。私たちに 迷惑がかからないよう、 Nコンまで練習をつづけるらしい。そうしようと提案したのは向井ケイスケだ という噂だった。 男子部員がやる気をみせたことにより、女子部員内部における賛成派と反対派の分裂もすっかりなく なった。あいかわらず福永ヨウコや横峰カオルや数名の女子部員は、二年生男子の関谷という美少年に 夢中で、彼が目配せをするたびにさわいでいるが、男子が練習をさぼらないのであれば問題ない。第二 音楽室に男子がいることに、以前は違和感があったのだけど、もうその風景に慣れている自分がいた。 全員で自由曲の題名をかんがえて、それを柏木先生がNコンへの参加申込書に記入する。 校長先生の 署名をもらい、Nコン長崎県大会を運営するNHK長崎放送局 「音楽コンクール」係あてに投函した。 締め切り直前のことである。 とうかん 六月に入ると、課題曲の練習量が減り、自由曲の練習に時間が費やされるようになった。 自由曲の歌 詞は全員におおむね好評だった。練習がはじまってからも、みんなの意見を取り入れ、曲や歌詞の細部 に修正がくわわる。 雨の日の放課後、合唱部の練習が終わって校舎を出ると、すっかり雨はやんでいて、雨雲もどこかへ 消え去っていた。バス通学者の部員は、校舎前の空き地でバスに乗りこむ。辻エリは白いヘルメットを
かぶって自転車に乗り、石垣沿いの道でわかれた。私はひとり、傘をぶらさげて、水たまりを避けなが ら家路をたどっていた。ふと顔をあげると、ずっと先のほうに向井ケイスケの背中がある。走ってちか 「ケイスケ、見直したばい。あんたが男子をまとめてくれたっちゃろ」 づいて声をかけた。 「おう、ひとりずつ話ばしに行ったとぞ」 「そうでもなかったぱい。 みんな、だれかがそう言ってくれるとばまっとったみたいよ。 昼休みに自主練 やろうち提案したら、ふたつ返事で了解された。反対されるっておもっとったけん、拍子抜けしたとぞ」 向井ケイスケは、小学生のころ、私とおなじくらいの身長だった。しかし、横にならんでみると、い つのまにかぐんと背丈がのびている。私の目線の高さに、制服の半袖からのびた二の腕があった。女子 「大変やったろ?」 海沿いの道のところどころに水たまりがあり、夕陽が反射してかがやいていた。まるで地面に穴が空 の腕とはあきらかに異なる構造の腕だ。 いて、そこに光が充満しているようにも見える。 「でも、なんでそがん気になったと?」 「見直したか?」 「すこしだけばい」 「ほれたか」 「頭にウジがわいとると?」 海に影絵のような船が何艘も浮いていた。海岸から波止場がまっすぐにのびており、子どもたちが海 に飛びこんであそんでいた。どの子も水着は着用せず、シャツと短パンを身につけて海にもぐる。 遊び がおわると、濡れたシャツのまま家にもどってシャワーをあびるのだ。 「もう、部長に迷惑ばかけられんけんね」 向井ケイスケが言った。 「エリに風邪をひかせたのがこたえとるらしかね」 「まさかずぶぬれになってもどってくるちおもわんやった。辻エリ、おそろしか奴ばい………」 「それだけ、合唱が好きとよ」 というもんです 「わかっとる。 今はもう、男子全員、わかっとる」 せんかい 海辺にとまっていた鳥が飛びたって、空を旋回し、高くあがっていく。 (中田永一著『くちびるに歌を」による。 文章は一部手を加えている。) (注)※自由曲………音楽コンクールでは、課題曲『手紙』と、各校が選択する自由曲を一曲ずつ歌う。 ※ファンシーなグッズ かわいらしい文具や小物類。 ※自由曲の作詞の件……成り行きで「私」が自由曲の作詞を担当することになったが、うまく作れず完 成させられなかった。そこで、未完成の歌詞を完成させるという宿題が、ほか の部員たちに課された。 ※ソテツ 常緑低木の一種。 暖かい地域に自生し、 ヤシに似ている。 いけすかない······なんとなく気に入らない。 ※賛成派と反対派………女子部員の中では、男子部員とともに音楽コンクールに出ることについて賛成す るグループと、反対するグループがあって対立していた。

回答

✨ ベストアンサー ✨

桑原サトルに、発声練習を指導してもらう ですかね?答えはなんですか?

さら

答えでは、
(例)桑原サトルに指導してもらい、発声練習をする

でした,, 😵

パルサー

返事返すの忘れてましたw桑原サトルが指導していたためにだと、桑原サトルが指導していたから彼と一緒に浜辺に来たという意味になりちょっと意味が変になると思います😌

さら

言い回しが少し違うことでニュアンスが変わってしまった感じですかね,, 😵

たまにありますよね ! 笑
ありがとうございます ⸝⸝⸝ 💞

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