_一般的な、詰まり、よく見かける、植物はあっても、普通の植物と言うのは、(日常会話ではあっても)生物の分野ではありません。
_何が普通なのか、の定義が無いし、希少、珍しい、と言う考え方をしても、普通じゃない、と言う考え方はしないからです。進化の系統図やら、分類学やら、でも、普通、と言う言葉は出て来ないですよね?
_先ず、植物と動物と、の区別ですが、光合成を行い、細胞壁を持っているものが、植物です。
_また、植物でも動物でもない、細菌類・菌類と言う生物もいます。そして、生物に似た、ウィルスと言うものもいます。
_光合成を行い、細胞壁を持っているものが、植物であるとすると、ミドリムシは、細胞壁を持っていないので、植物ではない、となってしまいます。一応、特別扱いで植物の方に分類されていますが、植物と動物との中間的な生き物と言う扱いになっています。
_そこで、光合成生物、と言う言葉もあります。光合成を行えば、全て光合成生物なので、スッキリとミドリムシは光合成生物となります。
①、植物≒光合成生物。
_添付画像にもありますが、陸上生態系と水界生態系とを区別して考える場合があります。そして、添付画像の設問文にもありますが、藻類、と言う分類があります。
_藻類は、水界植物の事です。
②、藻類≒水界植物。
_では、プランクトンとは何でしょうか?植物(性)プランクトンも、動物(性)プランクトンも、いますよね?
_プランクトンは、古代ギリシャ語のplanktosから来ていて、流される、とか、漂う、とか言う意味です。
_詰まり、浮遊性の生物がプランクトンなのです。
③、プランクトン≒浮遊性生物。
_ですから、藻類の内、岩や、海底・川底等やら、に固着していないもの、或いは、根の無いもの(根があって漂流しているものは、固着する機能はあるが、一時的に漂流している、と考える。)ものは、植物プランクトンになります。
_詰まり、植物プランクトンは、藻類の部分集合です。
④、(植物プランクトン)⊂(藻類)
_以上。