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なぜ、株式会社という企業の仕組みが発達したのですか?
お願いします🙏

回答

✨ ベストアンサー ✨

まず株式会社の成り立ちですが、大航海時代、貧しいが勇気だけはある探検家が航海に出たいとしたとき何が必要か。もちろんお金です。
当時パトロンと呼ばれる探検家を応援するお金持ちがいて、彼らにお金を払って応援して、航海が成功したらきちんと利益配分を受け取りました。
でもいくらお金持ちでも出せるお金に限度がありますし、航海の成功率が20%以下とも言われるハイリスク投資です。そんなにお金を出してくれるもの好きはいません。
そこで探検家は次に複数の小金持ちにお金を出してもらおうと考えました。例えば今までは大金持ちに1億円出してもらっていたのを、20人の小金持ちに500万円ずつ出してもらうという形です。1億円をポンと出す人は少ないですが、500万円を出す人なら大勢います。そして500万円を出しましたという証拠に株式という証書を発行したのです。この株式を買った人が株主になります。そして探検家はこのお金を使って船を買い、船員を雇って航海に出たのです。こうして「株式会社」が誕生しました。
ざっくり言うとみんなにとってハードルが低くて済む仕組みですね。

このように①比較的お金を集めやすいことと、②社会的な信用度の高さ(みんなが知っている、融資などを受けやすいなど)
③節税(個人より経費として認められる項目が多い)などの理由で広まっていったのです。

ついでに日本だけの話ですが2006年5月に施行された「会社法」が施行になり、それ以前は、株式会社の設立には資本金が最低でも1,000万円必要だったのが、資本金1円からokになったことで、さらに株式会社が広まりました。

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