化学
高校生

イオン化傾向が大きいほどほかの物質(メタルやガス)になりにくく、
イオン化傾向が小さいほどほかの物質になりやすい
という解釈は合ってますか?

イオン化傾向

回答

_なんとなく、違います。

_他の物質(より正しく、状態)になる、と言うことは、山岳地帯で、ある山を越えて、別の平地・盆地に行くことに喩えられます。そうすると、山の頂上は、遷移状態、と呼ばれる状態です。
_そして、反応のし易さ、とは、元々いた麓の標高と、超えなければならない山の頂上の標高と、の標高差の事に成ります。

_イオン化傾向度が大きい、とは、単に麓・盆地の標高の高さの話しであり、又、状態変化として、電離(イオン化)の話ししかしていないので、登る山の種類も限定している事に成ります。
_山登りでも、一緒に行く仲間が違うと、楽に登れたり、逆に、きつかったりしますよね?

_電離(イオン化)のお話ししかしていないので、化学反応全般の話しに当て嵌まりません。

_今の段階では、そんな感じで覚えておいても良いです。

_ウェブ・コンテンツを調べると、イオン化傾向度として、順番が異なったものが出て来る、と思います。
_それは、似たよう概念である、イオン化傾向度とイオン化エネルギーとを混同しているからです。
_高校で化学を選択しているのなら、卒業までには、イオン化傾向度とイオン化エネルギーとの違いも理解しておいた方が良いでしょう。

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