資本とは、簡単に言えばお金のことです。
企業というのは、必要以上のお金を貯金しておくことを嫌います。余ったお金(資本)があるのなら、そのお金を使って土地を買ったり工場を作ったり、とにかく新たに利益を生む投資にまわそうとします。
19世紀後半には、第2次産業革命の進展と共に形成された独占資本が、余った資本を海外に投資して利益を回収しようという動きが活発になりました。作った製品を海外に輸出する製品輸出ではなく、資本を海外に投資するので、これを資本輸出と言います。
各国政府は自国の企業が海外で活動しやすいように植民地を広げていったのです。
世界史
高校生
高1世界史19~20世紀、帝国主義の時代です。「製品や余った資本」とはどういうことですか???
いまだに「資本」が何かわかりません😭
また、「製品や余った資本の〜支配領域を拡大させた」は、製品などが余ったから、その余った製品を植民地を広げることによって消費するということで合っていますか??
't
すすめ
19世紀後半, とりわけ1880年代になると資本主
義を発展させた国々は,製品や余った資本の輸
出先として, あるいは原料の供給地を求めて世界各地で支配領域を
しょうとつ
拡大させた。そのために諸国間で対立や軍事的な衝突がおこり,その
帝国主義
いじ
かくとく
なかで植民地の維持やさらなる獲得がはかられた。 この動きは帝国
れっきょう
主義とよばれ, 日本も帝国主義をすすめる列強の一つとなっていく。
47.4
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