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高校生
解決済み

この文章で、いつも戦争と結びついた状況と究極的に平和な状況が対比の関係で述べられていて、
前述の場合には、仮定のwouldが見られますが、後半部分ではwouldはないものの仮定として訳すのでしょうか?また、それは省略などによるものでしょうか。

加えて、文脈をたどれば仮定法らしいことが判断できるのですが、そもそもif節は過去形になっていないため仮定法なのかわからないので教えていただきたいです。

8. If the human condition has always been bound by warfare, then a pessimism about the prospect of changing this and an investment in a heavily armed nation state would be the rational choice. If human nature is ultimately peaceable, then it makes more sense to be optimistic, to believe all disputes can eventually be resolved nonviolently, and to work for an international order dedicated to negotiation and agreement.
仮定法 英文和訳

回答

✨ ベストアンサー ✨

このwouldは、典型的や仮定法のwouldとして用いられてはいないと思います。画像の文のなかでは、仮定法はどこにも用いられていないように思いました。

このwouldは、willに丁寧なニュアンスだったり、確信度を少し弱めたような感じを付け加えるために過去形を使っているような、そんな感じだと思いました。実はその用法も元はと言えば仮定法なのですが、いちばん典型的な仮定法の表現とは異なりますね。

https://eikaiwa.weblio.jp/column/study/english_study_skills/uses-of-would

丁寧にありがとうございます🙇!

追加での質問となり大変申し訳ないのですが、
この文章を取り上げていた授業動画を再度見ていたところ、
if節は仮定法の条件節ではないが、wouldは仮定法で見られる助動詞として用いられており、このとき主語がif節の代わりを果たしているとの説明がありました。
この文章しか与えられてないので何とも言えない部分はありますが、ここで仮定法が成り立つのかどうかというのはやはり文脈からの判断でしょうか。

ののののの

はい、文脈です。
ですから、本来であればこの前後というか、全体像がわからない限り、このwouldのある部分が本当に仮定法なのかはわからない、というのが私の立場ではあるのですが、
私の個人的な意見で言うと、普通に読んだとき仮定法とは思いませんでした。
ただ、仮定法と解釈して主語にif節を読み取るという捉え方も間違いとも言い切れません。

こうやって言っても何言ってるかわからんと思うので
コメント追記して説明します。

ののののの

>このとき主語がif節の代わりを果たしているとの説明がありました。

この主語とは、
a pessimism about the prospect of changing this and an investment in a heavily armed nation state

この状況を変えることについての悲観論
(=この状況を変えることはできない、という悲観的な立場をとること)
そして重武装した国家に投資すること

のことですよね。
長いのでこれを[主語] としますね。

もし、ここが仮定法で、主語にif節を読み取るなら
[主語] をもしするなら/するとしても、それは合理的な選択だろう(現実にはありえないけれども)
というような内容になります。

もしここが直説法ならば
[主語] は合理的な選択だろう
(筆者はそれが現実にあると思っている)
ということです。

直説法と仮定法の違いは、[主語]の内容の部分が
現実的にあり得ると筆者が考えているか、
現実にはありえないことと考えているか、
ということです。

そして突き詰めていうと、この画像の部分だけではそれは分かりません。この文がすごく長い本の一部なら、その全体を読み取りたいです。言い過ぎてなくそれくらいのことです。

それでも、仮定法なのか直説法なのかをなんとか特定したいということなら、筆者がではなくて、読み手がどのような立場を取るか、で考えていくほかありません。
[主語]のような状況について、私は現実的にあり得ることと思って解釈した、
それに対して質問者さんの動画の解説は、そのようなことは現実的じゃない、と考えて仮定法だと読み取った、

ということだと思います。

ののののの

私はこの文全体のムードとしては直説法だと思って読み取りましたが、
ただし、筆者もwillではなくてwouldを使っているあたり、自信のなさというか、現実離れした話をしている、という認識もあるんじゃないかと思います。
日常生活の感覚からはかけ離れてはいるんだけども、でも理屈の上で全くありえない話でもない、という感覚なんじゃないかと思うのですが。

和訳は難しいのですね💦
とてもよくわかりました。
何年の出題かは分からないのですが、大阪大学の問題だとは聞きました🙇!
丁寧にありがとうございました😭

ののののの

英文解釈は「解釈」であって理屈そのものではありませんから、こういうことはよく起こることです。
今回みたいに内容に関わることだけじゃなくて、文法などでも同じ英文が複数の捉え方ができたりします。それはどのような理屈に沿って解釈するかによって捉え方が変わるということです。
ただし、内容に関しては筆者の言いたいことは1つしかないので、それを前後の情報(=文脈)から探ることになりますが今回の文に関しては、あの一段落だけではわからないですね。

文の形とか、分かりやすいところを根拠にしても、
If〜,then… となっているのに、then…の部分の主語を仮定法のif節代用ととるのは少し無理があるんじゃないかと直観的には思いましたけどね。
内容的に直説法でも違和感ない(正確には「…と私は思う」)し。

まあ阪大ならこういう非常に微妙なところをついてきてもおかしくはない気がしますね!
長々お付き合いくださってありがとうございました

文法的な解釈と、文脈上の解釈のバランスをうまく取りながら取り組むように意識します🙇
こちらこそ長々とありがとうございました!

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