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中学生

落柿舎ノ記の現代語訳教えて欲しいです🙇‍♀️

そうあん ○ 次の文章は、松尾芭蕉の弟子のひとりである向井去来が、 別荘として使用していた草庵について書 いたものである。これを読んで、後の問いに答えなさい。 とび からす *3 しろ *1 嵯峨にひとつのふる家侍る。そのほとりに柿の木四十本あり。五とせ六とせ経ぬれど、 このみも持ち来 んらず、2代がゆるわざもきかねば、もし雨風に落とされなば、 王祥が志にもはぢよ、もし鳶・鳥にと られなば、天の帝のめぐみにももれなむと、屋敷守る人を常はいどみ ののしりけり。 も ことし八月の末、②かしこにいたりぬ。折ふしみやこより商人の来たり、 * 立木にかひ求めむと、 *5一貫 よろこ なほ 父さし出し悦びかへりぬ。 *6予は猶そこにとどまりけるに、 Aと屋根はしる音、ひしひしと庭につぶ する がみ る声、* よすがら落ちもやまず。明くれば商人の見舞ひ来たり、梢 B とうちながめ、「我*8むかふ髪 しらがお あたい のころより、白髪生ふるまで、このことを業とし侍れど、かくばかり落ちぬる柿を見ず。きのふの価 びん ●9かへしくれたびてむや」とわぶ。 「いと便なければ、ゆるしやりぬ。この者のかへりに、友どちの許へ うそこ *10消息送るとて、みづから落柿舎の去来と書きはじめけり。 柿ぬしや木ずゑはちかきあらし山 (『落柿舎ノ記』より。 設問の都合上、表記を改めた箇所がある。) 注 *1 嵯峨——京都市右京区の地名。 *2代がゆるわざ さが もと

回答

_ウェブで、落柿舎の記[スペース]現代語訳、と検索すれば、いくらでもそれらしいウェブ・コンテンツは見つかる筈です。以外、抜粋。

 元禄四年辛未四月十八日、嵯峨に遊んで去来の落柿舎に到る。凡兆が一緒に来て暮まで滞在して京に帰る。私はなおしばらく滞在することになっていて、(去来が私のために)障子の破れを張り替えたり、庭の雑草をむしったりしておいてくれて、建物の片隅の一間を寝床と定めてあった。

 部屋には、机一つ・硯・文庫・白氏文集・本朝一人一首・大鏡・源氏物語・土佐日記・松葉集(まつのはしゅう)を置いてある。ならびに中国風の蒔絵を描いた五重の器にさまざまの菓子を盛り、名酒一本に盃を添えてある。夜寝る布団・副食物などは京から持ってきているので、貧しい感じではない。

 わが身の貧しく賤しいことを忘れて、清らかで落ち着いた気持ちを楽しむ。

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