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すごい疑問ですね😎
それを解決するためには“ある発想”と“there is構文の成り立ち”、そして“第1文型の倒置”を知る必要があります。
(習うとしても高校範囲です。高校生でも知らない人はたくさんいるはずです。なので軽く流してもOKだと個人的には思います。)
まず、「新情報と旧情報」という発想です。
A book is on the table.「一冊の本がテーブルの上にある」という英文を例に考えていきます。
A bookは「(どれでもいい)一冊の本」で、どの本を指すかまだわからない、特定できない「新情報」です。同様にa+名詞のような不特定なもの(まだ今まで1度も話に出てきていないもの)は新情報とみなすことが出来ます。
一方、theやmyがついた名詞のような、特定出来るもの(1度でてきたりしたもの)は旧情報だとみなすことができます。
そもそも情報を伝える時は、
旧情報(既に知ってること)→新情報(まだ知らないこと)
という流れが自然です。
ですので、新情報が文の先頭に来るのは出来れば避けたいのです。(決して間違いではありません。)
△or○)A book is on the table.
◎)My book is the on the table.
「新情報を文頭に持ってくるのは避けたい」という発想をわかったところで、次にthere is構文の成り立ちを見ていきます。
A book is on the table.
とあったときに、やはり文頭に新情報が来るのは避けたいのです。なのでまずA bookを後ろに持ってきます。⤵︎ ⤵︎
███ is a book on the table.
すると先頭がぽっかり空きました。英文は主語+動詞で始まらねばなりません。そのため、先頭が空いてるのはよろしくない。
空いたところをthere で埋めよう。⤵︎ ⤵︎
There is a book on the table.
これでthere is 構文の完成です。
thereは空白を埋めるためだけに置かれたものなので訳は存在しません。
そして厳密に言えば、there is構文は、第1文型の倒置です。SVM→MVS ※Mは副詞
しかし第1文型の倒置と考えるより、「There is 構文」と考えた方が簡単なのでそう考えられています。
※『真・英文法大全』を参考にし、記載。
なるほど!「新情報と旧情報」という発想があってthere is構文は出来たのですね。詳しく教えて頂きありがとうございました!