「シリコンバレー」があるカリフォルニア州は、他の州に比べてアジア系やヒスパニックの人々の割合が高いのが特徴です。
昔の話になりますが、アジアからアメリカに移住するときに、船を使うのが主流でした。そうすると、太平洋を渡って最初に上陸するのがカリフォルニア。結局そこに定住する人が少なくありませんでした。アジアから移住した人たちは、同じ民族で助け合うために集まって住むことが多かったので、チャイナタウンやリトルコリア、リトルトーキョーなどと呼ばれるところができました。
その後、アジアからアメリカに移住する人たちは、やはり、同郷の人たちを頼って移住する傾向があります。
もう1つの理由は、中国、韓国、インドなどからの研究者がシリコンバレーに集まっている、ということが考えられます。
ヒスパニックは、少し違います。
カリフォルニアは、もともとスペインの植民地として移住が始まりました。
だから、ロサンゼルスやサンフランシスコなどの地名はスペイン語由来です。
ということは、ここも、スペイン語を話す人たちが昔からいるので、スペイン語を話すヒスパニックの人たちは、英語は苦手でも生活に支障がありません。また、メキシコに接しているから、移住がしやすいというヒスパニックの人たちにとっての利点もあります。
ただ、シリコンバレーではどういう仕事に就いているのか、アジア系に比べると研究者は少ないのではないかと考えられます。