地理
高校生
解決済み

ケッペンの気候区分のこの図の見方がわかりません。法則などあれば教えていただきたいです。

60°N, 130 0 30' 60'S Cfb Aw Aw Cs BS Df BW 北極 ET CfD Aw Aw 南極 BS CW At DA Cta ET Am EF Cfb Cfa Am Cfb

回答

✨ ベストアンサー ✨

この図は、「仮想大陸」といって、地球の大陸がもしもこんな形だったら、気候区はどう分布するかというものを示した図です。
現実の気候区の分布はもっと複雑ですが、おおまかな分布はこんな感じ、ということです。
大陸の形はテキトーに描いたのではなく、緯度ごとの大陸と海洋の比率を元にしてあります。
だから、南緯60度のあたりには陸地がほとんどありません。

法則性、といえるかどうかはわかりませんが、特徴はあります。
まず赤道直下はAf熱帯雨林気候です。イメージどおりですね。
ここから、大陸西岸と東岸で分布が違っています。
西岸から南北に見ていきます。
まずAfに接して南北にAwサバナ気候があります。
次に、BSステップ気候とBW砂漠気候があります(南半球ではCwが少し入っていますが…)。BWの周囲にBSがあります。
次は温帯ですが、大陸西岸ではCs地中海性気候とCfb西岸海洋性気候がメインです。
CsはBSに接してありますね。
さらに北へ行くと、Df亜寒帯湿潤気候があります。これは、南半球だとちょうど陸地がないので分布していません。
そして最後はETツンドラ気候とEF氷雪気候。
こうしてみると、赤道からA熱帯、B乾燥帯、C温帯、D亜寒帯、E寒帯と並んでいますね。
ケッペンの記号のA~Eはこういうふうに並ぶようにつけられました。
そして、赤道を挟んで気候区の並びが南北にほぼ同じです。

東岸でも、赤道を挟んで気候区の並びはほぼ同じなのですが、熱帯でAm熱帯モンスーン気候があり、乾燥帯のBSとBWがなく、温帯では西海岸のCsとCfbのかわりにCw温暖冬季少雨気候とCfa温暖湿潤気候になっています。
大陸の西岸と東岸の気候の違いを抑えておくといいです。
それから、Dwは大陸内部のやや東海岸寄りにあります。

こんな感じでいいでしょうか。

ありがとうございます!

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