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エイブリーの実験で、
s型菌の抽出液をDNA分解酵素で処理したのをR型菌に混ぜ、培養しても形質転換しないとありますが、ここでは何が起こっているのですか??理解ができないです💦

DNA分解酵素がS型菌を無くして、R型菌だけの状態にしたってことですか?

4. 《エイブリーらの実験(1944) 》 エイブリーらは, 形質転換を利用すれば, 遺 伝子がどんな物質かをつきとめられると考えた。 そして, 形質転換はネズミの体内でなくても, S型菌の 抽出液 無処理 52 2章 遺伝情報とDNA タンパク質分解 酵素で処理 DNA分解 酵素で処理 201 O O ペトリ皿の培地でも起こることを確かめ,さら に図b のような実験を行った。 エイブリーらの実験から, 形質転換を起こす 物質は DNAである可能性が示された。 R型菌に混ぜる S型菌 08 88 8 R型菌に混ぜる R型菌に混ぜる 培養 培養 培養 S型菌が現れる S型菌 S型菌が現れる 形質転換 する 形質転換 する 形質転換 しない 図b エイブリーらの実験 (課題1) この実験を例に、 糖が形質転換を起こす物質ではないことを証明する実験を考案してみよう。 (課題2) DNA分解酵素を作用させると形質転換が起こらないことから何がわかるか。
エイブリーの実験

回答

✨ ベストアンサー ✨

遺伝子の本体がDNAにあるか、タンパク質にあるかを判断する実験です。
この頃はタンパク質に遺伝情報があると考えられていましたが、このエイブリーという人が実験を通してDNAに遺伝情報があると証明し、今では常識となっています。(天動説と地動説みたいな感じ)

今回の実験には肺炎球菌という菌を使用します。この肺炎球菌にはS型菌という病原性のある菌と、R型菌という病原性のない菌があります。
①すり潰したS型菌を無処置のままR型菌に混ぜる
②すり潰したS型菌のタンパク質をなくしてR型菌に混ぜる
③すり潰したS型菌のDNAをなくしてR型菌に混ぜる

この3つの実験をしました。
S型菌はすり潰されているので、遺伝情報がないとR型菌と混ぜた時にS型菌は出てこないはずです。
この実験の結果、①と②ではS、R型菌の両方が検出され、③ではR型菌飲みが検出されています。
これは、DNAに遺伝情報が含まれているという証拠です。
よって、遺伝情報はDNAに含まれていると認知されるようになりました。

分からないことがあれば聞いてください

長文失礼しました🙇‍♀️

くじ
rinngo

返信が遅くなってすみません💦
ご回答ありがとうございます!!

質問なのですが、
③でR型菌のみで検出される理由がわからないです💦
遺伝情報がS型菌の遺伝子を無くしたということですか?
また、なぜ①②でS型菌とR型菌の両方が検出されたのでしょうか??

よろしければ教えて頂きたいです🙇‍♀️

③ではS型菌のDNAを取り除いています。
これだと1度潰されたS型菌を再生することは不可能です。なので最終的にS型菌は出てこなかったわけです

①と②ではDNAが残っているのでS型菌を再生することが出来たんです。

自分も習ったばっかりなのであやふやなとこあるかもです💦

rinngo

いえいえ!!
理解出来ました!!ありがとうございますm(*_ _)m

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