回答

_私は経済学部ても、数学科でも、ありませんので、私の用語の理解が間違っているかもしれません。しかし、私が推測すると、設問の質問自体は小学校の算数の問題か、と思います。私の用語の理解が間違っていたら、お捨て置き下さい。

_設問では、所得の移転はあっても、新しい所得を得ることはない。従って、総和は40のまま、移転は10毎(ごと)。AとBとは、所得と、所得によって変動する(≒所得の関数である)効用しかないので、AとBとの所得の入れ替え(所得の移転ではなく)状態(鏡像関係)は、考える必要がない。
_従って、考えるべき場合の数は、①A(0)B(40)、 ②A(10)B(30)、 ③A(20)B(20) の3通りだけ。ここで( )は所得のポイント数を指す。功利主義的な社会厚生関数とは、構成員の所得の総和の最大化であるとすると、所得の総和の増減は考えていないので、度の場合も40のまま。
_効用の設定表記から各場合の効用は、①A[0]B[140]Tot[140]、 A[55]B[133]Tot[188]、 A[102]B[102]Tot[204]。ここで[ ]は、効用のポイント数。
_ロールズ主義的な社会厚生関数が、効用の総和を最大化することであるとすると、BからAへと20の所得移転をすることが、効用を最大化する。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉