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まず問題に示された史料が何かは判断できますか?史料文の中に「卑弥呼」があることから、『魏志』倭人伝であることが判断できると思います。この『魏志』倭人伝は、山川出版社の詳説日本史では次のように説明されています。「『三国志』の一つである『魏書』の東夷伝倭人の条のこと」。ですから、選択肢の中のCは最初から外すことができます。また、『魏志』倭人伝が何時代、何世紀頃の日本列島の様子を記した史料なのかも知っている必要があります。『魏志』倭人伝は邪馬台国連合の様子が記されており、弥生時代で3世紀の日本列島の様子を記した記録です。ということは、Dの『宋書』が扱うのは、日本史で言うと古墳時代ですから、これも違うことがわかります。残るA『漢書』とB『後漢書』はどちらも弥生時代の日本列島の様子を記したものなので、答えとしてあり得ます。となると、答えるために必要な知識は、『漢書』と『後漢書』の内容を理解しているのかどうかということになります。
問題文にある「桓霊の間、倭国大いに乱れ」という記述は、『後漢書』の中では有名な記述で、「桓霊の間」とは後漢の皇帝2人が統治していた時代のことをさしていて、2世紀後半だと考えられています。つまり、2世紀後半の日本列島は「大いに乱れ」とあることから、小国同士が争ういわゆる戦国時代だったことがわかります。そのことは、環濠集落や高地性集落などの弥生時代が争いの時代であったことをうかがわせる集落からもわかります。
以上のように「桓霊の間、倭国大いに乱れ」という『後漢書』の記述は、弥生時代の社会が集落間または小国間の争いが多かったことを示す証拠なので、覚えておいてほしいということで問うている問題なのだと思います。

ヨル

今問題の意味がわかりました💦「桓霊の間~」という記述のある資料と異なる資料を選ぶのだと勘違いしていました。詳しく説明していただきありがとうございました🙇‍♂️

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回答

『後漢書』東夷伝の記述ですのでBが正解です。
この問題がわからないのであれば、単純に知識不足です。基礎史料の内容が頭に入ってないのであれば、一問一答を繰り返してやりましょう。入試に出る可能性の非常に高い史料ですから繰り返して読み直しましょう。『漢書』地理志やこの問題の『魏志』倭人伝と混合しないように注意しましょう。

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